じーちゃんばーちゃんのお墓
今日は名古屋に出張。
だけど月曜日にかなり大事なレビューが設定されていて、資料の進行状態が遅れている。
だから最低限のアポだけこなして、とんぼ返りすることにした。今日も深夜まで仕事になるだろうな。
でも今回の出張は一人なので気楽だ。
で、名古屋では外せない目的が二つあった。
一つ目はラーメンなので、これは「探索隊」に書くことにする。
二つ目は、墓参り。
俺の母方の叔父が二人、名古屋郊外に住んでいる。
二人とも実家はもちろん俺と同じ大分だが、二人の大学卒業時は「大学は出たけれど」の就職難時代。
職を求めて愛知県の有名自動車メーカーに就職。そのままそこで家庭を持ち、家を買い根を張ったというわけだ。
じーちゃんばーちゃんは大分を離れたくなかっただろうが、老後は長男を頼り愛知県へ移住。
その地で亡くなり、墓も愛知県にあるというわけだ。
ばーちゃんが亡くなり、文字通り後を追うようにじーちゃんも亡くなり、俺はもう10年以上お墓参りをしていない。
せっかくの機会、何とか時間を作ろうと考え、おふくろに墓参りの意を告げる。・・・喜んでくれた。
そして今日、久しぶりに訪ねた祖父母のお墓の前で・・・涙が出た。
なにか俺の中から抜けていく気がした。
父方の祖父母は厳しい人だった。大した家系ではないものの、俺は直系の跡取り。明治生まれの祖父母のしつけは厳しかった。
でも、目の前のお墓に入っている母方の祖父母には優しく包んでもらった思い出しかない。
「ヒロさん、そんなに頑張らなくてもいいんだよ」・・・生きていたら、きっとそう言われるんだろうな。
でもね、もう少し頑張ってみるよ。
少しだけ、また明るい道が見えてきそうだから。
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