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2009年6月 7日 (日)

中村俊輔の手記

ワールドカップ本戦出場決定から一夜明け、各スポーツ紙には限られた情報の中で精一杯の記事が氾濫している。

その中でもスポーツニッポンの中村俊輔の独占手記に目が行った。

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その中で印象的な部分があったので引用させてもらう。

最初に招集されたときは4―4―2で、セルティックと同じ右をやらせてもらったから、自分としてもプレーしやすかった。とにかくまず周りの動きを把握しつつ、その中で自分の色を出していく。その順番だけは間違えないようにした。以前はいかに自分を良く見せるかに集中していた。でも、セルティックで得た経験から、大事なことは自分だけを良く見せることではなく、集団の中でどれだけ見せられるかだと分かった。自分のプレーばかり見せようとすると、そのときは良かったとしても、必ずどこかで引っかかる。そうじゃなくて、近くの人と連動して良いプレーをして、その中で自分をアピールすることが大切だと思う。

こいつ・・・大人になったなあ。

思えば、俊輔のサッカー人生は華やかなものばかりではない。

マリノスのジュニアユースからユースに昇格できず、啓光学園に行って花開いたわけだし、プロになってからも2002年のワールドカップメンバーにも(トルシエに気に入られず)選らばれなかった。

エリート一筋ってわけではなく、彼なりの挫折を味わっているのだ。

そのせいか、マリノス時代はいつもボールを持ちすぎるイメージが(俺には)あった。

「俺はこんなにできるんだ」と言わんばかりのプレーが目についたし、それはレッジーナ時代にも感じたことだ。

スコットランドリーグに行くことに疑問を持ったのは俺だけではないだろう。

・・・でも、今回彼からこんな言葉が出るとは思わなかった。

スコットランドリーグはお世辞にもレベルは高くない。

お山の大将にならずに、その中での体験を貴重な自分の糧にしているとは・・・

恐るべし「坊っちゃん」(´ー`)・・・これ、マリノス在籍当時の愛称。

本当にたくましくなった。

男は戦いの中で磨かれていくんだなあ。

さあ、リーグ戦再開の初戦、浦和戦を見に行くよ!

21日に会えることを楽しみにしてる!

ありがとう!俊輔!たのむぜ俊輔!

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