ふと我を思う・・・先輩たちとの飲み会にて
先週金曜日、5ヶ月ぶりのメンバーと新橋で飲んだ。
前回からはS田さんが抜けたが、昔の仲間(先輩達)だ。
懐かしい話は相変わらずなのだが、今回は少々深刻な話も。
ある先輩が転職したばかりなのだが、色々あったらしい。
他の先輩達も職場では苦労しているようだし、俺も同様だ。
当たり前だが、「生きること」は大変だ。
3人の先輩達は全員、当時俺の憧れの先輩達ばかりで、優秀でエリート街道まっしぐらというメンバーばかりだ。
しかし、わずか15年でその環境や置かれている立場はガラリと変わった。
昔話に花が咲く。それはそれでいい。その為に集まっているのだから。
しかし昔を振り返ってばかりいてもしょうがない。
今を、そしてこれからを生き抜いていかなければならない。
へべれけに酔ってから、ある先輩が言った。
「実はさあ・・・俺どうなるんだろうって思ってたら駅のホームから線路に飛び込みたくなったんだよ」
・・・何も言えなかった。
俺はそこまで追い詰められなかっただけだ。
でもね、俺はいつもある人にこう言っている。
「生きるためには泥水に顔を漬けようが、プライドを捨て去っても生きてやる」
人に偉そうに言うからには自分自身を律しなければならない。
人に言うことで自分にもプレッシャーをかけているつもりだ。
俺だって人にすがりつきたくなるようなことはいつもだから。
だけど、プライドなんて何の役にも立たないことがこの1年で判った。
誰も助けてくれないこともイヤというほど体で理解した。
結局、自分の実力のほどを目の当たりにしたのだ。
それでも、遠回りであろうが、人より遅れようが、俺は信念を強く持ってやっていく。
1年前、尊敬するSさんに言われた言葉。
「この難局を乗り越えれば、お前はずっと強くなれる」
その言葉だけを信じて耐えている。
「努力、忍耐、時」「努力、忍耐、時」常に自分にそう言い聞かせている。
先輩達も、俺を信じてくれるMさんも、そして俺自身も・・・努力は必ず報われる。
報われた自分を想像しながら、期待しながら今はただ努力を重ねるだけだ。
その為にはアホ社長の差し出した泥水だって飲んでやるよ。
1年前よりも俺は強くなったから。
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