プロとは何ぞや?~マリノス飯倉選手の行為に思う~
ナビスコカップの準決勝(9月6日)、マリノスvsフロンターレ戦での出来事。
実は俺、前日の大酒が祟って(´ー`)観戦に行けなかったので、J's Goalの速報をパソコンで見つめるだけだった。
だから功治がPKで得点したことや飯倉が退場したこと、ジュニーニョが同点ゴールを決めたことをパソコン上で淡々と眺めていたのだが・・・
夜のスポーツニュースで見てビックリΣ(゜Д゜;)
スタジアムにいた人たちは腰抜かしただろうな。
何年か前の哲也とグラウの1件を思い出した人も多いだろう。
しかし・・・飯倉の気持ちを思うと少々考えこんでしまった。
たしかに彼の行為がなかったらマリノスは優勢に試合を進められたかも知れない。
しかし、それは「たられば」に過ぎない。
一方で、ジュニーニョの遅延行為(と新聞には書いてあった・・・俺は見てないのでわからない)に腹を立てなかったマリノスの選手はいなかっただろう。
飯倉の行為が「若気の至り」では済まされないのはわかる。
でも勝ちたい気持ちの現われであることは間違いない。
考えこんでしまった・・・というのは俺が飯倉だったらどうしただろうと考えたから。
俺が20歳台だったら同じ事をしてたのではないだろうか。
さすがに40歳を超えたおっさんは少しは分別があるが、俺は飯倉の気持ちを買いたい。
決してあの行為を肯定しているのではない。行為自体は許されないと俺も思う。
でもね、プロは「負けない」気持ちを持つことが美学だと俺は思うんだ。
プロは負けたら終わり。
プロは勝たなければ食えない、稼げない。
何よりスタジアムでは1万人を超える人がマリノスの勝利を信じ応援している。
「気持ちをみせろ」とサポーターは言う。
気持ちの見せ方が間違ってしまっただけだと信じたい。
だから俺は飯倉を許してやりたいと思う。
甘い、そうではないと言う人もいるだろう。
しかし失敗は誰にでもあること。
大事なのはそれを糧にすること。繰り返さないこと。
飯倉よ、一回り大きくなって帰って来い。
もう一度ピッチに立てたその時、俺はあなたを最大限に支持するよ。
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