永遠なる“Queen”その③~アルバム編~
今日はアルバムについてダス(゚ー゚) そもそもQueenというバンドは今日に至るまで“一度も解散をしたことがない”という定義になっている。
既にフレディが他界し、ジョンが引退しているものの、ブライアンとロジャーが揃った場合にのみ“Queen”名を使用しているようであるのだ。だから今でもブライアンとロジャーが揃えばQueenは健在ということ。
2005年から元フリーのポール・ロジャースと組んで3人で活動しているが、これもあくまでも「Queen+ポール・ロジャース」である。 (残念ながら、この3人の活動も2009年で終止符を打つことをポールは示唆しているらしいが)
メンバー4人が揃った“完全体”のQueenはライブアルバムを除くと15枚のオリジナル・アルバムをリリースしている。
① Queen(1973年)
② QueenⅡ(1974年)
③ Sheer Heart Attack (1974年)
④ A Night at the Opera (1975年)
⑤ A Day at the Races (1976年)
⑥ News of the World (1977年)
⑦ Jazz (1978年)
⑧ The Game (1980年)
⑨ Flash Gordon (1980年)
⑩ Hot Space (1982年)
⑪ The Works (1984年)
⑫ A Kind of Magic (1986年)
⑬ The Miracle (1989年)
⑭ Innuendo (1991年)
⑮ Made In Heaven (1995年)
※⑭Innuendoリリースの10ヵ月後にフレディが亡くなっているが、⑮Made In Heavenは前作時に残された音源やデモに近い録音作品に、残ったメンバー3人がオーバーダビングして作られたとのことだ。
この最後のアルバムには名曲「I Was Born To Love You」が収録されている。
この15枚の中でも、俺は特に④~⑩の7枚のアルバムに慣れ親しんでいる。まさしく俺がハイ・ティーンの多感な時期、ロックにハマッていた時代だ。
当時はDVDやCDなど無いから、レコードをカセットテープに録音してそれを繰り返し聴いていた。
カセットデッキには簡易的な曲スキップモード(早送り状態で曲と曲の無音状態を察知してそこで止まる機能)はあったものの、基本的には録音されている順番に聴くしかないから、この7枚の全曲に深い思い入れがある。(今ならお気に召さない曲は簡単にスキップしちゃうからね)
あらためて聴きこんでみると、Queenというバンドは「A Night at the Opera」「A Day at the Races」で一度完成された感があるなあ
(・へ・) この2枚のアルバムはとにかく名盤である。作った側のこだわりもすごいが、聴く側もかなりの覚悟がいるのは確かだ。
だからこの2枚のアルバムを聴いたことのない方は、人生において大事な忘れ物をしているとも言える(ちょい大袈裟)ので、ぜひ一度は聴くことをお勧めする。
「Bohemian Rhapsody」「Somebody To Love」はロック史上に残る名曲中の名曲だし、曲をピースピースで捉えるのではなく、アルバム全体を一つの作品として捉え構成を楽しんでほしいものだ。
ちなみに「Somebody To Love」はMy Best Favoriteである(~o~)
そして⑥「News of the World」以降はストレートなロックが増えてきた感がある。なにしろこのアルバムには「We Will Rock You」「We Are the Champions」が収録されている。
・・・ところで一昨日のブログで「高校生になってから「News of the World(世界に捧ぐ)」の発売にリアルタイムで遭遇したりして」と書いたが、発売日からすると俺中学3年生だよなあ・・・う~ん、なんか勘違いしてるみたいだ(゚ε゚ )。
まあいい。 で、⑧「The Game」これには「Crazy Little Thing Called Love」と「Another One Bites The Dust」という2曲の全米No.1シングルが収録されている。このアルバム発売は俺が高校3年生(これははっきりしている)。俺のお気に入り曲はラストの「Save Me」。この曲のブライアンのソロも泣かせるフレーズだ。何回も何回も繰り返し聴いてギターを練習したものだ(^o^)。
そして⑩「Hot Space」になるとシンセサイザー全開で「シンセ・ベース」なども使われる。このアルバムのトピックスは何といってもデヴィッド・ボウイとの共作「Under Pressure」だろう。これにはシビレタ。
このアルバム発売に合わせてQueenはJapan Tourを行っており、当時大学2年生だったリチャード少年はバイトをサボって福岡(九電記念体育館)までコンサートに行ったのであった。 これが最初で最後の生Queenだったなあ。
ま、この後も多少メンバーのソロ活動などを踏まえながらもQueenは活動を続けていくのだが、いかんせん俺自身が就職=東京での一人暮らしという大事件に巻き込まれ(?)ロックどころではなくなり、Queenだけではなく、ロックそのものとの関わりが薄れてしまう。
再びギターに強い関心を抱き始める2005年までのこの期間を、俺は「失われた20年」と呼んで・・・ないけど(゚ε゚ )まさにそういう感じ。
だから今こうして1曲1曲懐かしむようにQueenを聴くこの数日は通勤時間すら楽しい。 もっともっと書きたい気持ちが溢れてくるから不思議だ。
では書ききれない部分は「その④」に残しておくことにする(゚ー゚)
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