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2010年2月15日 (月)

「地金」の強さ

昨日のサッカー日本代表の一戦から一夜明けた。
98年のW杯予選を戦った「あの高揚感」は今は亡きものなのか?
2002年W杯で、稲本がヒデがゴールした「あの興奮」はもう昔話なのだろうか?
毎シーズン、横浜Fマリノスの年間チケットを購入して、少なからずスタジアムに足を運んでいる身としては実感が薄かったのだが、ここ数年サッカー人気が低迷していることは否めないようだ。
今回の東アジア選手権のような惨敗にも関わらず監督は更迭されないし、ニュースでの扱いも少なかったように感じる。

そんな中、今朝の日経新聞の一文に興味がわいた。
曰く「韓国の3得点はいずれも(人数が)同数の時に生まれている。(中略)主審に演出過剰の気は確かにあった。が、アクシデントが多発したせいで、日韓双方の選手の地金のようなものが見えた気もする」

確かに韓国の選手は多少押されようが、引っ張られようが倒れなかった。
記事中にあるように「一人で二人を引き受ける」気概を感じる選手も日本には少なかったと感じる。
そして日本人選手のゴール前のトラップがいかに多かったことか。
「丁寧に」「確実に」はわかる。「キックフェイント」も理解する。
ましてや4万人を超す大観衆の前でミスはしたくない。
でも、同等レベル以上の相手にはそれが詰めの遅さとなり通用しない。
韓国の3点目。金在成は確かにトラップして打った。しかしそれだけの余裕があり、そして彼は確実に楢崎の手の届かない場所にシュートを打った。

「地金」の強さ

感じるものがある言葉だ。
通じるのはサッカーだけではないだろう。
地金か・・・

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