清濁併せ呑む
清濁(せいだく)併(あわ)せ呑(の)む
心が広く、善でも悪でも分け隔てなく受け入れる。度量の大きいことのたとえ。
いつもの日経ネタです。久々に感動する内容だったのでブログに記します。
3月の「私の履歴書」はユニ・チャームの高原慶一朗会長。
今日の記事は小学生時代にリーダーシップが上手く発揮できずに良い結果が出なかったエピソード。
謝恩会での劇を演ずる際、消極的な同級生を協調させることが出来なかったとの事。
曰く、
「単にリーダーが旗を振るだけでは誰もついてこない。リーダーの要望をうまく仲間に共感をもってもらうような話す力、伝える力が必要で、それをわかってくれる雰囲気づくりも大切」
「仲良しなだけの組織はこぢんまりとして不思議に活力が欠けてしまう。自分の意に染まない人がいても1つの目標に向けて組織を束ねていく胆力を持つのがリーダーというもので、器量でもある」
・・・いつもSさんがやっていることではないか。
そして俺にとっては非常に耳が痛い話である。
なぜなら、1年半前にこれで失敗したから。
当時の俺はまさしく清濁を併せ呑む器量を持ち合わせていなかった。
1年半は長かった。
言葉には言い表せないほどの辛さだった。どこまでも落ちていく気もした。
だけど、だからこそ学べたことも多くあったと思える。
今までは見えなかったものも見えてきた気がする。
「因果具時」
「努力、忍耐、時」
そして「清濁併せ呑む」
偉大な経営者たちの言葉を胸に刻み糧にしていこう。
・・・ドトールコーヒーの鳥羽会長の「努力、忍耐、時」という言葉に感動した、とブログに書いたのは昨年の3月4日。
昨年の今日である。
不思議な思いが体をめぐる。
一歩一歩踏み出そう。
謙虚さと「胸に秘めた闘志」を持って闘ってやる。
もう誰にも負けないように牙は充分に研ぎ終わっている。
さあ・・・やるよ!
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