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2011年3月10日 (木)

【高尿酸血症と戦うブログ】Vol.2 プリン体カット

【高尿酸血症の悪のメカニズム】
(①体内での産生+②食物等による摂取)>③尿による排泄

この不等式の不等号を反転(「>」から「<」へ)させるために何をすれば良いのか?
まずは②食物等による摂取を減らすことからです(=゚ω゚)ノ

よく言われるのが「プリン体カット」ですよね。
ところでプリン体って何?なぜ摂取するのが高尿酸血症に良くないのか?
調べてみました(゚ε゚ )

プリン体(プリン塩基)はプリン環を基本骨格とする生体物質で核酸あるいはアルカロイドの塩基性物質である。
プリン塩基の生合成には、新生経路(デノボ経路、de novo pathway)とサルベージ経路の二系統のプリン塩基合成経路が存在する。新生経路は5-ホスホ-α-D-リボシル二リン酸を出発物質として、グルタミン、グリシン、アスパラギン酸からリボースリン酸上にプリン骨格を構築し、中間体のイノシン酸を生成する。
イノシン酸からヒポキサンチン-グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼによって生成するヒポキサンチンはサルベージ経路で再生される一方、キサンチンオキシダーゼにより尿酸が生成される。

Wikipediaより抜粋)

えっと・・・最後にやっと尿酸にたどり着きましたね(笑)でもわけわからん(゚ε゚ )
ひと言で言うと『プリン体は体内で合成され尿酸となる』ということですか。
なのでプリン体カットを謳い文句にしたビールなどが発売されてるんですねぇ。
ところがプリン体というのは、酒類よりもむしろ食品に多く含まれているんです。
酒類はプリン体の含有というよりは、「体内での産生」との因果関係が大きいようです。

【食品中の100グラム当たりのプリン体含有量】
肉類  鶏レバー312mg、牛レバー219mg、鶏もも肉122mg
魚類  煮干746mg、カツオ211mg、クルマエビ195mg
野菜・穀物 マイタケ98.5mg、大豆172mg、納豆113mg
ちなみにビールは3.3mg~16.6mgで、焼酎は1mg以下との事。

私の好物ばかりじゃん(=゚ω゚)ノ
まあ、得てしてそういうものなんですよね。
煮干で出汁をとって鶏もも肉とマイタケなどを入れた水炊き鍋でビールを飲む・・・
このシチュエーション、この冬も何度やったことか
それにプリン体は加熱によって煮汁に溶け出すそうですから、煮干出汁のラーメンのスープを飲み干すことは私にとって自殺行為だったわけです。
実は私、ラーメンの食べ歩る記を別ブログで運営するほど大好物なんで大ショックです。

でも、この②食物等からのプリン体の摂取量は、トップに記した不等式の①体内での産生の1/4~1/3に過ぎないとの事です。
注意するに越したことはなさそうですが、この部分に過敏になるよりは①体内での産生を減らし、③尿による排泄を増やす努力にいそしむ方が改善度は大きそうです。

ということで、②食物等からの摂取量を減らすための自分ルールを設定しました。
1.焼肉屋、焼き鳥屋にいくことはOK。ただし、レバーは食べない!
2.ラーメンもOK。ただし、スープは飲み干さない!

以上です(笑)

次回は①体内での産生を減らすことについて、です(=゚ω゚)ノ

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