二十歳の君へ！

君と酒を飲んだね。

いや、正確には君が大学に合格した時に一緒に少し飲んだことはあるし、横浜の屋台に連れて行ったこともある。

だけど、昨日の乾杯は特別だった。

20歳、本当におめでとう。

これからの人生、夢だけしかないだろう。

まだまだ現実社会を知らない君の事だから、これから苦しむこともあるだろうけど、それは全て君の糧になるだろう。

人生は長い。

俺自身、まだまだ人生を語るには稚拙だ。

でもね、

喜びや幸せはもちろんのこと、

苦しみさえも

人生の糧になるってことはだんだんわかってきた。

親として、君に苦しみが訪れることは想像したくないけれど、きっとそれは現実。

今はただ、これからの君の人生に幸多かれと祈るしかない。

・・・

最後にひとつ、これだけは覚えておいて。

これだけは不変。約束できるものが一つだけある。

何がっあってもお父さんはいつもいつも君の味方だから。

20歳おめでとう！

息子の20歳の誕生日

今日、息子が20歳の誕生日を迎えた。

短いような、長いような、不思議な20年だった。

子ども嫌いな僕が子供を持つ、不思議な感覚。

ちょうど21時半頃、彼は生まれた。

自然に涙が溢れた。

いざ息子を持つと可愛くてしょうがなかったこの20年間。

あさって二人で酒を酌み交わす約束をしている。

彼の誕生日の翌日に買ったお酒。

息子とグラスを傾ける、この贅沢さ。

これぞ親の醍醐味。

ホントに醍醐味。生きてて良かった。

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

ずっとずっと守っていくよ。

一生に一度しかない特別な20歳の誕生日。

全てのことに感謝しながら、

おめでとう！