1995年3月18日、Jリーグの3年目の開幕日でした。
マリノスは鹿島スタジアムでアントラーズとの開幕戦だったんですが、そのピッチに高卒ルーキーのマツが右サイドバックで先発デビューを果たしました。
今日、スカパーでマツの追悼放送がありまして、食い入るように見てしまいました。
解説の音声は当時のものではなくて新しくかぶせたものでしたが、解説者が秋田豊さんだったのでDF目線と・・・なにしろこの試合に出てた人ですから、なかなか面白かったですね~。
マツの背番号は3。
・・・あれ?デビュー当時は14番じゃなかったけ?と思って調べたら・・・ああ、この当時は固定背番号制じゃなかったのね。
なるほど、先発メンバーは11番より大きい番号をつけている人がいない(笑)
でも、マツがプロ初試合で3番をつけていたってのは、何かの思し召しですね~。
しかし両チームのメンバーが超豪華(゚ー゚)
マリノスの先発は松永さん、井原さん、小村さん、水沼さんの日本代表組に加え、ビスコンティ、メディナベージョのアルゼンチンコンビ。
かたやアントラーズも負けていない。
秋田さん、本田さん、黒崎さん、相馬さんと・・・何といってもレオナルド!
現役バリバリのブラジル代表がピッチに・・・恐ろしや(`Д´)
レオ様はダントツの存在感でして、次元の違うプレーとはこういうものなんだと感じ。
水沼さんはこの試合が現役最後の試合だったそうですね。
その試合にマツが18歳でプロデビューしたというのは、何かの因縁っぽい。
(貴乃花に負けた千代の富士が引退を決意したとかに似てる?・・・違うかw)
この時期のサイドバックというのは現代サッカーのそれとは違い、サイドを駆け上がるものではなくて完全にDFだったようです。
マツは何度か前線に上がることはありましたが、基本的にきちんと守っていました。
ただ・・・マッチアップが相馬直樹とレオナルド!高卒ルーキーにこれはキツイ(笑)
しかし試合終了直前にはレオ様を削るなど気迫あふれるプレーで、デビュー戦とは思えぬプレーぶりでしたね。
試合はほとんどブラジルvsアルゼンチンで進められまして、延長Vゴールで小村さんの鋼鉄ヘッド(笑)が決まってマリノスの勝利!
この年は前期マリノス優勝、後期ヴェルディ優勝。
そしてチャンピオンシップでマリノスが勝って初めてのリーグ優勝を決めた年でありました。
初々しい18歳のマツも可愛かったけど、日本代表の伝説のプレーヤー達を久々に見れたことに興奮しました。
特に水沼さん。瞬間的なキレのあるプレー、見せてもらいましたよ(゚ー゚)
天国のマツ・・・マリノス、日本代表、山雅、今どのユニフォーム着てるんだろうね。
あれから少し俺の気持ちも落ち着いたけど、やっぱり寂しいよ、マツ・・・
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