高尿酸血症と戦う!

2015年6月17日 (水)

痛風再発!

そいつは音もなくやって来た・・・

昨日、19時頃に会社を出ようとした際、右足の甲が痛いことに気がつく。

なんだろう?捻ったか?ぶつけでもしただろうか?

この時点ではまさかアイツだとは思いもしなかった・・・

家に帰って普通に風呂に入り食事をし、軽く飲んで・・・いつものように各種サプリと「アロプリノール錠(高尿酸値抑制錠)を飲む。

まだ足の痛みが治まらないので、湿布を貼りベッドに横になっていたら・・・

30分くらいして右足が猛烈に痛くなってきた。

アイタタタタ・・・こ・これは紛れもないアイツだ。

痛風発作

発症中にアロプリノール錠を飲んではいけないのだ。症状をブーストしてしまう・・・
まさか発症の兆しとは思わずに薬を飲んでしまった。
痛恨

過去2回の発症。その最後の発症から既に丸4年。
基本的に薬を欠かしたことは無いし、定期健診でも尿酸値は「5」台をキープしていたから油断していたのか。

思い返せばこの6月は海外旅行先で浴びるようにビールを飲んでたし、上半期末のストレスがMAXな上に、家でもアルコール度数の高いサワーを飲みまくってたからなぁ・・・

・・・ということで本日は会社を休み休養。
不幸中の幸いで症状は夕方には嘘のように収まってしまった。

どうやら瞬間的に血中のボーダーラインを超えただけのようだったらしい。
良かった、本当に良かった。

まあこれを教訓に、薬を飲んでいるからといって慢心は禁物という事を肝に据えましょう。

2011年6月19日 (日)

凹むよ・・・

高尿酸値血症と戦う!などと宣言した直後の4月に始めての痛風発症(左足)。

昨日の夜から今度は右足が痛かったので「もしや」と思っていたのだが、今朝起きたら完璧に痛風の痛み。

さすがに凹みます。

ちゃんと医者に行って薬を処方してもらってたのに・・・

色んな意味で体ぼろぼろです。

しばらく深く落ち込んで・・・再浮上・・・できるかな・・・

2011年3月12日 (土)

【高尿酸血症と戦うブログ】Vol.4 尿による尿酸排泄の促進

【高尿酸血症の悪のメカニズム】
(①体内での産生+②食物等による摂取)>③尿による排泄

今までこの不等式の左辺を減少させるために、そのメカニズムを知ることと対応策を考えてきました。
今回は高尿酸血症改善のための最後の施策、右辺の『尿による尿酸排泄の促進』について考えます。

そもそもヒトは尿酸を代謝する酵素を持ってないそうです。
ということは排泄するしかないわけですが、腎臓から尿に排泄されるのが全体の8割で、残りの2割は消化管に排泄されたり、汗とともに排泄されたりするとのことです。

ということはオシッコをたくさんすればいいということですね。
Webで調べていくと1日に2リットル以上の尿排泄が望ましいとの事。
普通の生活では1日に1~1.5リットルの尿量とのことですから、これはちょっと頑張らなければ(?)ダメですね(゚ε゚ )
「ビールを飲めばじゃんじゃんオシッコ出るじゃん」というのは浅はかな考えです(笑)
「アルコールは尿酸を生成する」ということは学習済みですからね~(=゚ω゚)ノ
しかも私は大の風呂好きで、ダイエットを始めてから基本的に1日2回30分の半身浴を日課としていますので尿の量は少ないはず(゚ε゚ )
その分、多くの水分を摂らなければならないということです。
むう(゚ε゚ )ならば1日水3リットル以上の摂取を目指しますか。

で、ここで重要なことがわかりました。
尿のPHによって尿に溶ける尿酸の溶解度は大きく左右されるということです。
なんでもPH5とPH7では尿酸の溶解度が10倍以上違う(PH7の方が溶解度が高い)ということもわかりました。
1リットルの尿にに溶ける尿酸の量を書くPHで比較すると次の通りです。

PH5→80mg、PH6→220mg、PH7→1580mg

つまり高尿酸血症の方は酸性尿になっているケースが多く、そのため充分な尿酸排泄が出来ていないとのことです。
尿を酸性に傾ける要因としては「高たんぱく」「高脂質」「糖分の摂りすぎ」「野菜や海藻類の不足」が挙げられます。
私の尿はきっと強力は酸性ですよ・・・(゚ε゚ )
肉好きで野菜や海藻はあまり食べませんから・・・

では尿PHがアルカリ性になればいいのかといえば必ずしもそうとは限らないようで、アルカリ性に傾きすぎると今度はカリウムの結石ができてしまうとのこと。健康な人の尿は弱酸性であり、PHを6.2~6.8くらいにコントロールする事が理想的らしいです。

なるほど微妙なバランスですね(=゚ω゚)ノ・・・ではどうすれば尿が弱酸性になる?
これは単純で「アルカリ性食品を摂ること」です。
尿をアルカリ化する食品、酸性化する食品は下記の通りです。

【尿をアルカリに傾ける食品】
ひじき/ワカメ
昆布/干しシイタケ/大豆
ほうれん草
ゴボウ/サツマイモ
ニンジン
バナナ/サトイモ
キャベツ/メロン
大根/カブ/ナス
ジャガイモ/グレープフルーツ

【尿を酸性に傾ける食品】
卵/豚肉/サバ
牛肉/アオヤギ
カツオ/ホタテ
白米/ブリ
マグロ/サンマ
アジ/カマス
イワシ/カレイ
アナゴ/芝エビ
大正エビ

※いずれも記載上位のものが効果が高い

う~む(゚ε゚ ) ここで悩ましいことに気がつきました。
大豆(当然納豆も)って尿をアルカリにしてくれる効果は高いけど、プリン体含有量は高いんですよねぇ。
それにサバを始めとする魚系って尿を酸性化してしまうけど、血中脂質の分解には有効だし・・・
あちらを立てればこちらが立たずの典型ですね~、私両方好きなのに。
はΣ(゜Д゜;)だから昔から多品種のおかずを食べましょうということが言われているのですか~。
なるほどなぁ、今さら気づくとは・・・くぅぅ(・A・)
まあ、高尿酸血症になってしまった今となっては、注意して食べていくしかないですね。

それと、Webでの情報収集を続けていくと「クエン酸」が尿の弱酸性化に有効であることがわかりました。
摂りすぎても悪いらしいので、少量から始めて様子を見ることにします。

ということで『尿による尿酸排泄の促進』のための自分ルールは次の通りです。
1.水は1日3リットル以上飲む!
2.尿の弱酸性化を目指した食生活を心がける!
3.クエン酸はサプリで1日2g摂る!

次回からは今までの自分ルールのまとめと、実際の数値モニター等をレポートしていきたいと思います(=゚ω゚)ノ

2011年3月11日 (金)

【高尿酸血症と戦うブログ】Vol.3 尿酸の体内産生減少

【高尿酸血症の悪のメカニズム】
(①体内での産生+②食物等による摂取)>③尿による排泄

今日は①体内での尿酸の産生をいかに減らすか、ということについて考えてみます。

そもそも尿酸はどうやって体内で作られるのか?
体が合成する尿酸は食物由来の尿酸より数倍多いとされ、肥満が決定的な危険因子となる。
アルコールや果糖の代謝にあたっても尿酸が生成されるため、適正量以上の摂取は尿酸値を向上させる。

Wikipedeiaより抜粋)

むお(゚ε゚ )肥満とアルコールね・・・私のことじゃん。
さらにWebであれこれ調べていくと、それに加えてこういうことも尿酸の産生に密接に関係するらしいことがわかりました。

・急なダイエット
・汗かき
・激しい運動
・ストレス
・性格(積極的、活動的、自己主張が強い、意欲的、攻撃的、責任感が強い、etc)

急激なダイエット、しかも食べないで痩せることが尿酸値上昇に大きく関与しているとの事。
なるほど~Σ(゜Д゜;)、そうだったねの~。
人間ドックを受診するから、と頑張って1ヵ月半で7kg減量して臨んだのですが、これが尿酸値には悪かったのかぁ。
食事量をかなり減らしたし、朝夜の長風呂で汗かきまくったからな・・・
とんでもない数値になったのは、そういうことだったんですね(・A・)

でも、ストレスと性格については放棄せざるを得ないですね(笑)
なにしろ、ここに書いている性格通りの私ですから(゚ε゚ )そりゃストレスも溜まるわ。

ただ、2月末の人間ドック受診以降は節制を続けているものの、無理をしているわけではないので体重と体脂肪はいい感じで推移しています。
今は若干、体脂肪率が高いんですが体重は標準体重をキープしているのですよ。
(体重・体脂肪の推移は近々公開します
今まではほとんど毎日お酒を飲んでましたからね~。
正月明けから一念発起して飲酒は週に2日程度というペースを保ってますから、これだけで随分改善が期待できそうです。
なんせ今回のγ-GTPの検査結果は47!でしたから
ああ・・・憧れの2桁の数字(笑)。
一昨年の数値が132ですし、もっと前は200オーバーなんてこともありましたから、この部分だけはすこぶる気分がいいです(゚ー゚)
酒抜きとウコンが効きましたね。

ということで、尿酸値改善のための『①体内での産生減少のための自分ルール』は下記の通りです。
1.ダイエットは継続する。ただし無理のない設定に切り替える!
2.お酒は週2回飲酒ペースを当面続ける!(欲しがりません勝つまではw)
3.お風呂の後は充分な水分補強を!
4.ストレスを感じたら趣味で解消を心がけること!

急激なダイエットはもう止めたし肥満は解消されつつあるので、すでにかなり改善されているのではないかという期待はあります。
さらに、「汗かき」と次回考察する「尿による尿酸の排泄」が実は密接に関係することがわかりました。
で、次回も引き続き改善アクションを考えて行きたいと思います(=゚ω゚)ノ

2011年3月10日 (木)

【高尿酸血症と戦うブログ】Vol.2 プリン体カット

【高尿酸血症の悪のメカニズム】
(①体内での産生+②食物等による摂取)>③尿による排泄

この不等式の不等号を反転(「>」から「<」へ)させるために何をすれば良いのか?
まずは②食物等による摂取を減らすことからです(=゚ω゚)ノ

よく言われるのが「プリン体カット」ですよね。
ところでプリン体って何?なぜ摂取するのが高尿酸血症に良くないのか?
調べてみました(゚ε゚ )

プリン体(プリン塩基)はプリン環を基本骨格とする生体物質で核酸あるいはアルカロイドの塩基性物質である。
プリン塩基の生合成には、新生経路(デノボ経路、de novo pathway)とサルベージ経路の二系統のプリン塩基合成経路が存在する。新生経路は5-ホスホ-α-D-リボシル二リン酸を出発物質として、グルタミン、グリシン、アスパラギン酸からリボースリン酸上にプリン骨格を構築し、中間体のイノシン酸を生成する。
イノシン酸からヒポキサンチン-グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼによって生成するヒポキサンチンはサルベージ経路で再生される一方、キサンチンオキシダーゼにより尿酸が生成される。

Wikipediaより抜粋)

えっと・・・最後にやっと尿酸にたどり着きましたね(笑)でもわけわからん(゚ε゚ )
ひと言で言うと『プリン体は体内で合成され尿酸となる』ということですか。
なのでプリン体カットを謳い文句にしたビールなどが発売されてるんですねぇ。
ところがプリン体というのは、酒類よりもむしろ食品に多く含まれているんです。
酒類はプリン体の含有というよりは、「体内での産生」との因果関係が大きいようです。

【食品中の100グラム当たりのプリン体含有量】
肉類  鶏レバー312mg、牛レバー219mg、鶏もも肉122mg
魚類  煮干746mg、カツオ211mg、クルマエビ195mg
野菜・穀物 マイタケ98.5mg、大豆172mg、納豆113mg
ちなみにビールは3.3mg~16.6mgで、焼酎は1mg以下との事。

私の好物ばかりじゃん(=゚ω゚)ノ
まあ、得てしてそういうものなんですよね。
煮干で出汁をとって鶏もも肉とマイタケなどを入れた水炊き鍋でビールを飲む・・・
このシチュエーション、この冬も何度やったことか
それにプリン体は加熱によって煮汁に溶け出すそうですから、煮干出汁のラーメンのスープを飲み干すことは私にとって自殺行為だったわけです。
実は私、ラーメンの食べ歩る記を別ブログで運営するほど大好物なんで大ショックです。

でも、この②食物等からのプリン体の摂取量は、トップに記した不等式の①体内での産生の1/4~1/3に過ぎないとの事です。
注意するに越したことはなさそうですが、この部分に過敏になるよりは①体内での産生を減らし、③尿による排泄を増やす努力にいそしむ方が改善度は大きそうです。

ということで、②食物等からの摂取量を減らすための自分ルールを設定しました。
1.焼肉屋、焼き鳥屋にいくことはOK。ただし、レバーは食べない!
2.ラーメンもOK。ただし、スープは飲み干さない!

以上です(笑)

次回は①体内での産生を減らすことについて、です(=゚ω゚)ノ

2011年3月 9日 (水)

【高尿酸血症と戦うブログ】Vol.1 戦いスタート!

え~っと(゚ー゚; 定期的に尿酸値に関する記事をアップしていきたいと思います。
というのも、2月に受診した人間ドックの結果は概ね良好だったのですが、尿酸値だけが9.9mg/dLというもはや放置できない数値になってしまったのです(・A・)

ただ最初にお断りしておきますが、私は医師や医療従事者ではなく、自助努力により痛風を予防しようとするただのサラリーマンですので、私が自身のブログに記載することは所詮「素人の生兵法」の域を出ません。
他者に対しての生活習慣病の指導をするつもりは毛頭なく、これはあくまでも私自身の記録でありますので、そのことをご了解いただいてお読みいただければと思います。
もちろん記載に当たっては注意深く行っておりますが、もし誤った解釈をしているようであればご指摘いただければ幸いです。

さて、
通常、7mg/dL以下が正常とされ、これを超えると危険信号、8mg/dLを超えると薬物治療が必要となるというこの数値。
9.9mg/dLの私はもはや爆弾を抱えているのと同じなのだ(゚ε゚ )
昔から危険信号水準であることは自覚していたものの、幸い痛風が発症することなく推移しているので「見て見ぬふり」をしてきましたが、さすがにこのレベルはまずい(・へ・)
夜な夜なガハガハ笑いながら酒をあおっている場合ではないのだ

そもそも高尿酸血症とはなんなのだろう?

高尿酸血症(こうにょうさんけっしょう)とは、ヒトの血中に存在する物質、尿酸の血中濃度が異常に高い状態を言う。
具体的数値としては、血中尿酸濃度が7mg/dLを超えると高尿酸血症とする。DNAの合成に不可欠な物質であるプリン体の産生過剰あるいは排泄低下がその原因である。
生活習慣病として誰にでも起こりうる。体が合成する尿酸は食物由来の尿酸より数倍多いとされ、肥満が決定的な危険因子となる。プリン体の多いビール、レバー、白子などは長期にわたって大量に摂取すれば危険因子である。アルコールや果糖の代謝にあたっても尿酸が生成されるため、適正量以上の摂取は尿酸値を向上させる。

Wikipediaより抜粋)

発症例としては痛風、尿酸結石、腎障害、動脈硬化症、高血圧など。
私の自覚症状としては、何年か前から時々足の指が「しくっ」とすることがあるので、恐らく痛風発症直前といったところだと思います(´・ω・`)
痛風・・・痛いらしいですよねぇ。

血中尿酸値が異常に高い状態が長く続くと、溶けきれない尿酸が結晶として関節包内に付着する。白血球がこれを攻撃すると、痛風発作が発生する。
最初に痛む部位は大抵、足の親指のMP関節である。病状が進むと足関節、膝関節まで進行する。発作を繰り返すたびに症状は増悪する。発作の痛みは骨折の痛み以上といわれ、非常に苦痛を伴う。

Wikipediaより抜粋)

骨折以上の痛みですか・・・(lll゚Д゚)
一人暮らしの私にとっては痛風発症=生命の危険ともなりかねません(大汗)
まずい・・・これは本当にまずい!
かといって、薬のお世話になるのも嫌なのである(・へ・)そこが私の偏屈なところ(笑)
自助努力によって改善する方法をとり、意地でも回復させてやりたい(=゚ω゚)ノ

では自助努力での改善とは一体どうしたら良いのだろう?
これは血中尿酸の悪のメカニズムを知る必要があります。

(体内での産生+食物等による摂取)>尿による排泄

簡単に言えば、この不等式の不等号を反転させればいいのですよ。
「簡単に言えば」って・・・(・A・)我ながらよく言うよ、という感じですね~。
これが容易にできないことであるのは周知の事実であり、難しいがゆえに多くの方が痛風に苦しんでいるのですからね・・・(=゚ω゚)ノ

とは言え前述のとおり、意地でも自助努力で改善してやろうと思います。
(実際に改善アクションを始めていますから、それも徐々に公開したいと・・・)
では、私がどうやって高尿酸値を改善していくのか?を次回からアップしていきます。