Gibson

2015年6月26日 (金)

【完全体】Gibson Les Paul Standard(Leo’s Vintage)(1982年製)

1506253

◆Gibson
◆Les Paul Standard(Leo’s Vintage)『Leo』
◆カスタムオーダーナンバー  : L1-0078
◆カラマズー工場標準ナンバー : 82322001
※カラマズー工場標準ナンバーを解説すると、最初の「8」と5番目の「2」で「82年製」。2番目から4番目の「232」は「1月1日からカウントして232日目(8月20日)」。6番目から8番目の「001」は「その日製造した1本目」ということ 
◆年式1982年(製造日1982年8月20日)
◆定価?円
◆購入価格398,000円(本体)
◆追加投資190,000円(フロントPAF)+259,000円(リアPAF)+8,500円(DMC Super Real PAFF Ver.2)
◆購入年2008年4月14日
◆サウンドP立川店

いや~、高校生の頃からの夢を叶えました(^^)
ついに僕のLeo君のピックアップが2つともP.A.F.になりました!

僕の高校生時代って典型的なギター小僧で勉強もせずギターばかり弾いてました。
愛読書は「Player」でVan Halen師匠やJimmy Page先生のギターを冊子上で眺めては「はぁ~・・・」とあこがれの溜息をつく毎日。

「Player」別冊の「The Guitar」シリーズなんてバイブルそのものだったし、今でも大事に保管していて時々酒のつまみにしています(笑)

で、僕の購入したP.A.F.のお話。

フロントに付けているやつは2012年10月に購入。デカールが剥がれてるし、前オーナーさんはカバーを外してオープンで使っていたようでブラックボビンはボロボロ。
おかげで相場よりもかなり安く購入できました。

ちなみにこのピックアップの購入時、取り付けをお願いした当時の友人が勝手に偽デカールを貼っちゃいまして、下の写真の左側(ボロイ方)に貼ってあるデカールは偽物です
その「準完全体のLeo君」の当時の記事はこちら。

今回リアに付けたやつは2015年4月に購入。
61年製で出所もはっきりしてるし、比較的安価だったので思い切りました
この比較的安価という理由が「デカールが一部剥げているのでマニアが欲しがるものではないので」という理由。
まあ・・・僕は割と現実派のマニアなので問題なし(笑)

んで、大阪出張を利用して、ご縁のある京町屋のギターショップ「ライトニン」の栗田さんにセットアップを依頼して先日完成しました。
その内容はライトニンさんのフェイスブック記事で見ることができます(Leo君内部の写真なども掲載いただいてますのでご覧ください(・∀・))。

11377303_993583537319938_3576999625

11406504_993583663986592_40293662_2

ピックアップのセットだけでなく、色々とオーバーホールしていただいて送料も含めた費用はなんと19,000円!
いや、これ安いでしょ。

ということで、16歳の頃から36年間夢見続けてきた「ヴィンテージのレスポールにP.A.F2発」の夢が叶ったという訳。

・・・実はこのLeo君を手に入れた2008年4月あたりから色々と苦しいことがあって、「こいつを買ったからかなぁ」などと感じた頃もあったけど、最近はそんな苦しい状況から脱却して絶好調そのもの
自分の不甲斐なさを人のせいにしちゃいかんよな、うん。

てことで、まだスタジオの大音量で弾いてないので実感は半分だけど、自宅のローランドBOLT30から弾き出される音に酔いしれてます

少ーしだけ残念なのが、リアピックアップカバーのDMC Super Real PAFF Ver.2がピカピカに磨かれちゃったこと(笑)
そう言えばライトニンさんにギターを持ち込んだ時、栗田さんが「ヴィンテージだろうがなんだろうがピカピカに磨きあげちゃうけどいいですか?」って言ってたなぁ。
「あ、もちろんOKですよ!」とその時は答えたんだけど・・・これエイジド仕様だから、わざわざ曇った感じを出してたんだけど・・・ま、経年によってまたイイ感じになるでしょう!

これにて僕的ギターコレクターの旅は終了・・・多分(苦笑)
現金なもんで500円貯金が全く貯まらなくなっちゃったですわ

完全体Leo君の音は気が向いたらそのうちアップします
今はただただ達成感と満足感に浸り、Leo君を膝に抱きながら毎晩酒飲んでます(笑)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年12月30日 (日)

【準完全体】Gibson Les Paul Standard(Leo’s Vintage)(1982年製)

282846_321616364620125_495372726_n

◆Gibson
◆Les Paul Standard(Leo’s Vintage)『Leo』
◆カスタムオーダーナンバー  : L1-0078
◆カラマズー工場標準ナンバー : 82322001
◆年式1982年(製造日1982年8月20日)
◆定価?円
◆購入価格398,000円(本体)
◆追加投資190,000円(PAF)+12,250円( Hysteric PAF Double Brunette)+8,500円(DMC Super Real PAFF Ver.2)
◆購入年2008年4月14日
◆サウンドP立川店

えっと、Leo君 のピックアップ、両方とも替えました。
フロントには10月に買ったPAF を搭載。
リアにはヴィンテージ・レプリカのHysteric PAF Double BrunetteにDMC Super Real PAFF Ver.2のピックアップカバーをかぶせました。

時系列で説明しましょう。

10月末に30年間の片思いを成就してPAFを手に入れたのは以前書いた通り
で、バンマスがPAFをフロントに搭載してくれました。それもワイヤーやコンデンサーなども手持ちの古いものを使ってバージョンアップしてくれたのです(涙)
12月16日のライヴに向けて何度かそれで練習に臨み、「格段に音が良くなった」「リアも刺激を受けてるのか音がいい」とバンドメンバーにオホメの言葉をもらってご満悦だった僕(^^)
よし、これでライヴに臨もうとウキウキしていたのです。

ところがライヴ10日ほど前のある日、バンマスから「これ買っとけ!」のFBメッセージが。
僕のPAFに刺激された彼が最近取り付けた「Hysteric PAF」が1個だけ売りに出ているという。
20121207_0558f0
説明はこうです。
----------------------------------------------
数々のレプリカ・プロダクツを企画・製作してきたHystericBarが拘りつづけたMade in USAのカスタム・ワインド・ピックアップ"HystericPAF"に、超マニアックな「ダブルブルーネット」が登場します。SGLPのコレクターの方、ES-335ファンの方で、お手持ちのヴィンテージギターがPU交換されているなど、ダブルブラック・PAFへの要望は多くありました。今回は、カスタムメイドのButyrate製ブラックボビンは、スクエアウインドーがポールピースに近い位置に配置された、素材とルックスの両面から復刻されたヴィンテージ・レプリカ・スペックです。さらに、ライト・エイジドのニッケル・カラー・ポールピースとのマッチングが、これまでにない60年代のテイストを醸し出しています。サウンドの要であるマグネットには、ボビン・エンドからサイドが覗くロング・タイプを引き続き採用しています。特別オーダーでHystericBarの為にヴィンテージ・パフをレプリカした着磁を施した逸品です。
----------------------------------------------

はい、素直にポチッとやりました。

だが、ここで問題が2つ。
またバンマスに取り付けてもらうにしても、日程的にライヴには間に合いそうに無いということと、Hysteric PAFはカバー付の販売ではないのでオープンで搭載するかどうかということ。

まあいいか、ライヴが終わってからゆっくり搭載してもらおう、カバーの事もゆっくり考えたらいいや・・・と考えていたらバンマスが両方を解決してくれました。
ライヴに間に合うように彼が平日に僕の会社までLeo君を受け取りに来てくれるとともに、代官山でDMC Super Real PAFF Ver.2(ピックアップカバー)も買っておいてくれたのです。

ちなみのこのピックアップカバーはすごいですよ(=゚ω゚)ノ

16501503
----------------------------------------------
DMCの原点「Super Real PAFF Pick Up Cover」。今までに養われた多くの再現技術をもう一度この製品に注ぎ込み、極限を目指し、さらなる新金型を経て生まれ変わりました。トップのフラット加減を含め、コレクター、プレイヤーの方々が拘るすべてのポイント、沢山のメーカーで再現の難しかったポイントを余すところ無く再現することに成功した、このモデル。サウンドにもこだわるミュージシャン・コレクターの方、またPAFがオープンになっているヴィンテージ・コレクターの方々に、ぜひこのサプライズを感じ取っていただきたいと思います。
素材はもちろんのこと、製作方法など全てにこだわり、ハンドメイドならではの究極な再現が施され、また、研究と分析を重ねたヴィンテージ同様のメッキ処理により、サウンドはもちろん独特の光沢を再現。エイジド処理は曇っていながらも光沢を残す「リアルエイジド処理」が行われています。ヴィンテージを再現しながらも、現代的なスクエアーフォルムだった「Ver.1」に比べ、「Ver.2」は複合コーナーを持つエッジ部、両サイドのラウンドフォルム、上面のフラット、ポールピース・ホールの形状等を更に追求しています。これら改善は オリジナルP.A.F.カバーのサウンド、ルックスの完璧な再現につながっています。
----------------------------------------------

で、ライヴに間に合うように彼が作業してくれて、ライヴ前日の練習時に受け取ったという次第。

ライヴの映像は別途アップしていますが、「お前のギターの音は良い」と観に来てくれた多くの人に誉めてもらえました(*^^)v
ウチのバンマスの友情無くしてはこのギターは存在しません。
本当に、本当に感謝!

ちなみにフロントのPAFで音を出してみました。

これで僕のLeo君は「準完全体」!
リアにも本物のPAFを搭載した時に「完全体」となるでしょうヽ(^。^)ノ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月21日 (月)

Gibson Les Paul Standard(Leo’s Vintage)(1982年製)

Gibsonleo_eightytwo4

◆Gibson
◆Les Paul Standard(Leo’s Vintage)『Leo』
◆Sirial # L1_0078
◆年式1982年
◆定価?円
◆購入価格398,000円
◆購入年2008年4月14日
◆サウンドP立川店

Jonnyを手に入れて、もうギターは結構満足だなぁ、せめてGibsonオールドが手に入るんだったら買いたいね・・・
なんて思って、高校時代に欲しかったピックアップ“Gibson PAF”って今どのくらいの価格で売ってるんだろうかと調査すると・・・なんとセットで安くて50万!!
Σ(゜Д゜;)。・・・いやぁギター買える値段じゃん、高っけ~・・・でも50万なら・・・高校時代からの夢だし・・・
カスタムの『Joe』に乗せてもいいし・・・
いやいや待て待て、最近は57年以前のオールドギター自体をシングルコイルからハムバッカーに載せ変えたコンバージョンなんてのもあるぞ・・・
でもネットで見つけた55年のゴールドトップのコンバージョンは200万!
高け~・・・でもボーナスつぎ込んで金借りれば買えるか・・・
いや何考えてるんだ、ギター買うのに借金なんて・・・
いやいや、でも一応「お気に入り」に登録して・・・
なんてことを2ヶ月ほど悩んで(?)いたら、出会いました。
噂の『Leo’s Vintage』!

今最盛期の「復興もの(リメイク)」のいわゆる「はしり」。
アメリカのLeo’s musicと言うショップが80年台初頭にGibsonにバーストのスペックで発注した特注品(俺好み)!
生産本数は約800本らしい。
でも俺の知る限りこのLeo’s、スペックはバーストに近い材を使っているだけあって超Goodだけど、色がね~、俺好みじゃないんだよ。
俺の持ってるカスタムっぽい濃い赤が特長のはず。ん?だけどこのギターはかなりいい感じ、いわゆるジミー・ペイジNo.1ぽくないか?ってことで早速電話。

「あ~、これ見る角度でトラが違いますよ」・・・おお。てことはトラを出すために最近のGibsonが採用しているソフトメイプルじゃなく、バーストと同じハードメイプルじゃん、ますます昔読んだ『The Guitar2』に出てたジミー・ペイジNo.1と一緒じゃん、そそるね~。

「いわゆるティーバーストになっちゃってますね~、最初からじゃなくて『なった』んだと思いますよ~」
・・・む・・・
「あ、これはシリアルNo.78で初期仕様のKalamazoo工場製ですね~後期のナッシュビル工場製より人気ありますよ~」
・・・「結構お店で足を止めて見入る人いますよ~」
・・・負けた。これだよ探してたのは。

・・・また1時間くらい話し込んで音まで聞かせてもらって買いました、10回分割で。(結局無理して資金捻出して一括払いで決済しちゃったけど)(´ー`)。
確かに・・・このギターはルックス最高!音は・・・バースト弾いたことないからわかんないけど、カスタムとは違う。
いいよ、これ。カスタムは硬い音でレオはナチュラルで甘いトーンだよ。
ハッキリ言ってもうギターは買わない・・・と思う。(2009年12月追記:こ~れがまた大嘘!このあと5台も買ってるし(`0´*))

せめて残ってるのは「PAF」だけだね。
夢はかなえるもの!いつかこのレオ君にPAFを!

Cimg0316_2 Cimg0318_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Gibson Les Paul Custom(1974年製)

Gibson_lp_customjoe_seventyfour

◆GIBSON
◆Les Paul Custom『Joe』
◆年式1974年(多分)
◆定価380,000円
◆購入価格190,000円
◆購入年1981年
◆K楽器大分店

初めて買ったGibson。
ずっとK楽器に置いてあったのは知ってたけど、定価38万円!
買おうと言う気はさらさらなかった。
今考えると店員のOさんが「半額でいいよ」といってくれたのは奇跡だ。
だってピックアップは「刻印PAF」だし(つい最近気がついた!まあ、今だから言えること)
結構鳴ってるよ、このギター!

当時、Oさんはデッドストックになるのを恐れたんだな(感謝)。
んで、Oさんは俺以外の人にも半額の声をかけてたらしく・・・
「実は・・・もう一人欲しいってやつがいて・・・ほらM高校のあいつなんだけど、新品のスタンダードを半額じゃだめかなぁ」と言われた。
結局その時譲らなくてよかった。
だって80年前後の新品スタンダードと74年のカスタムじゃあ雲泥の差だよ。
まぁ、それも最近になってそう思うだけだけど(゚ε゚ )。
当時は「M高校のあいつ」に譲りたくなかっただけ(笑)。

2008年になってまた、「ビンテージ欲しい病」が出てきてPAFを注文する寸前まで行って、気を落ち着かせるために改めてこのギターを見てみた。
・・・シリアルNo.から判断すると「お、72年製じゃん」「するとステッカード#PAFか?」と急にこいつが愛しく思える(^o^)
・・・期待して、いそいそとピックアップの裏を見ると「あれ?パテントが刻印されてる・・・」ということはこいつは刻印PAF。
早くても74年製。
むう、この矛盾、悩むなぁ。きっと72年製のボディが何らかの理由で出荷されずに、74年になってからピックアップを取り付けられて出荷されたんだろうけど。
(゚ε゚ )・・・やっぱアメリカは適当な国だ。

なぜこのギターが『Joe』なのか?高校時代のバンド仲間の『J』君がこのギターのコピーモデルを持っていたのさ(^o^)

| | コメント (0) | トラックバック (0)