◆Fender Custom Shop
◆“All Rose”Telecaster『George』
◆年式1990年代
◆定価?
◆購入価格398,200円
◆購入年2008年10月30日
◆○ed House
Stratocaster、Les Paul、おまけにMustangをコレクションにラインナップして残りは・・・やっぱりTelecasterが欲しくなっていた。(それもムクムクと(`Д´))。
・・・コレクターの欲求は際限がないなぁ(´ー`)と思いつつも、今年は既に2本買っている(ストラト“Jonny”とレスポール“Leo”)からさすがにねぇ、と思っていた。
で、シコシコと500円貯金を貯めていた。(気がつくと1ヶ月10,000円前後のハイペース)。
う~ん、でもそれなりのテリー(1970年前半くらい)は30万円はするぞ。これは来年にならないと買えないなあ、というのが実感だった。
それでもしばらく控えていたネット検索(見つけると欲しくなっちゃうからね)を、気がつけばあれこれ見るようになっていた。
んで、見つけてしまったのがこの“AllRose”Telecaster。
その昔、ジョージ・ハリスンがFenderにオーダーしたとかプレゼントされたとかで有名なこのモデル。普通、指版に使うローズウッドでボディも作っているテリーだ。
You Tubeで映画LET IT BEやRoof Top Concertなどの画像が見れるけど(今はホントに便利だなぁ(゚ε゚ ))、その時ジョージがコイツをプレイしている。
以前から存在は知っていた。でも高いんだよなあコレ。案の定、「価格ASK」になっている。お店に問い合わせをしても「お値打ちご奉仕価格で65万円です」Σ(゜Д゜;)な~に~!!お値打ち価格でコレかよ・・・こりゃ無理だ・・・
それでも懲りずにシコシコとネット検索をしばらく続けていた。
出会いましたよ。その半額以下のFender Custom Shop “All Rose”Telecaster。
ある有名サイトで「Fender USA Telecaster」「古い方から」の検索をすると、一番上に“All Rose”が。新着だ。
ふ~むいきなりAll Roseか・・・う・・・年式は・・・「1900年代」
・・・ああああΣ(゜Д゜;)あり得ん。ちょっとあんた!
1900年代ってまだエレキギター発明されてないでしょ!
・・・文面を見ると「1990年代」のタイプミスみたいだ(´・ω・`)ふう。
でもなんで安いんだろう?画面から察するにコイツはラッカー仕上げ。
なるほど、ジョージ・ハリスンが持っていたやつはマットフィニッシュ(いわゆるつや消し)だし、最近のカスタム・ショップの復刻版もマットフィニッシュだ。
コイツは明らかにグロスフィニッシュ(つや出し)だしご丁寧に指版はオーバー・ラッカーっぽいなあ(゚ε゚ )。
まあ、最近のは“Brazilian RoseWood”(いわゆるハカランダ)じゃなくて“Indian RoseWood”だろうから当時のジョージの音は再現しようがない。マットかグロスかの音の差は俺にはそんなに大差ないから見た目だけの問題だけど。
で、一応電話で問い合わせ。
・・・店に持ち込まれたときは結構ボロボロだったらしい。(反面弾きこまれているということ)。
ハッキリした年式はわからないとの事だが、カスタムショップのデカールと○野楽器のYから始まる刻印がボディにあるので90年台初頭の○野楽器オーダー品に間違いないとの事だ。
で、ピックアップをGRINNING DOG社製、ブリッジ駒を新品に交換。加えてCTSポットを82年製に、ジャックもSWITCHCRAFT社製(新品)に交換済みとの事。
ネックなども問題ないとの事だ。
・・・ううむ(゚ε゚ )結構完璧なリペアじゃないか。
傷はかなりあるとの事だが俺はあまり気にしない。
あとはグロスフィニッシュをどう考えるかだなあ・・・
なんて考えていたらお店の人が・・・「もうこの値段じゃ“AllRose”は出ないでしょうねぇ・・・」
・・・む(゚ε゚ )この人俺のハートをわしづかみに・・・ただ者ではあるまい(`Д´)
で、買いました。
ネックはかなりスリムでもろ俺好み。“Jonny”と同じくらい弾きやすい(俺は手が小さいので)。
リア・ピックアップはパワーこそそれほどないものの、甘いトーンでいい感じ。ふ~む、これが「ビンテージの当時の音色の再現」を売り物にしているGRINNING DOG社製か。なるほどなるほど。
これはいいね。買ってあらためて納得。
こうしてみたらグロスフィニッシュのローズネックも美しい(゚ー゚)
ストロ-クプレイにはやっぱりテリーだなあ。これから育てていく楽しみがあるし、コイツにはかなり満足。
500円貯金もリセットしたし、次に買えるのは3年後くらいかな。
11本になったコレクションに囲まれてご満悦なリチャードでした。
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