Ovation

2010年7月25日 (日)

Ovation Super Adamas 1687-8

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◆Ovation
◆Super Adamas 1687-8
◆年式1995年(Sirial#11134)
◆定価520,000円
◆購入価格228,000円
◆購入年2010年7月24日
◆ギタープラネット アコースティック館

ついに憧れのギターを買いました(゚ー゚)
・・・いや、俺が持ってるギターは全て憧れのギターばかりなんだけど(*゚ー゚*)
最近安物買いばかりしてたんだけど、久々に大物買いです。

俺がギターを始めたのは中学生のとき。
当時聴いていたのは井上揚水、かぐや姫などのフォークソングだった(まだロックには目覚めていなかった)。
その頃のフォークミュージシャンが使っていたギターと言えば、圧倒的にMartinが多かったと思う。
特に好きだったギタリストは伊勢正三(しょうやん)で、彼の持っているMartin D-45から導き出されるとろけるような甘い音色のリードプレイに痺れたものだった。
(例えば「22歳の別れ」のイントロのリードといえばわかる人には判るはず(*゚ー゚*))
(2011年3月訂正:あのイントロは石川鷹彦さんのプレイでした。参考はこちら

かぐや姫は1975年に解散してしまったのだが、1978年4月に再結成し全国ツアーを開始する。
その時俺は高校1年生。立派なギター小僧に成長していた(=゚ω゚)ノ
その再結成全国ツアーで南こうせつが抱えていたギターがこのブルーカラーのOvation Adamasだった。
当時の日本人ミュージシャンでアダマスを使用していた人は少なかったと思う。
(Net検索して調べたら、どうも日本人で初ということらしい)
少なくとも俺や回りのギター仲間達にとっては初めて目にする楽器だった。
なので俺達の間では、
「あれはギターなのか?ひょっとしてマンドリンのデカイやつじゃないのか?」
「あの小さな穴はなんだ?」
挙句の果ては「なぜ鳴るんだ?」とまあ、まるで江戸末期の侍が黒船を見たような騒ぎだった。
(ちなみにしょうやんはB.C.Richのイーグルを使用・・・これもカッコよかった)

それが俺とアダマスの出会いだった。
とにかく滅茶苦茶カッコよかった。
しかし当時の俺はまだ最初のMartin D-18(Minako)すら手にしていない高校一年生。
純粋な憧れでしかなかった。
なんせMartin D-45が80万円くらいの価格だった当時、それを凌ぐ88万円の定価だったのだから、相当に高価なギターだった。
ミュージシャンの持つギターへの俺の物質的な憧れはこれが初めてだったというお話。

話は2010年7月24日に飛びます。
この2~3日前、ヤフオクで手ごろなSuper Adamasを見つけ、出品者とアレコレ質問を繰り返していくうちに誠意の無い方と判明(買わなくてよかった・・・)。
そのAdamasからは手を引いたものの、一度炎の燃え上がった病気はどうしようもなく、Net検索を続けること3日間(・へ・)
見つけてしまったのです・・・7月23日にアップされた手ごろなAdamas。
出品店はお茶の水。
お茶の水かあ・・・電話するより行っちゃったほうがいい。
よ~し、早速行くかあ(仕事中w)ということで、買う気マンマンで行って・・・即決買いました(゚ー゚)
ええ、すべて仕事中の出来事です・・・・

で、25日。
待ちに待った宅配便が届きます(仕事中なので持って帰れなかった)。
まずは生音で・・・シャリ~ン(゚ー゚)
いや・・・これ・・・すっげ~音出るわΣ(゜Д゜;)
楽器屋で弾いた時より音が出てる気がする。
そりゃ、広い楽器店よりも狭い我が家で弾いた方が音は反響するに決まっているが・・・う~むしかし「なぜ鳴るんだ?」どころじゃない。
多分、俺の持ってる2台のMartinより生音はでかく鳴るんじゃないか?
これはいいね。
当たり前だけどハイフレットの音程もバッチリ。
音程に全く狂いは無くストレスなくリードプレイもできる。
ネックはWallyとは違い、普通のCネック。俺にはむしろこれがいい。

ああ、あこがれのAdamas。
今日はもう少し奏でるとしよう。
レポートはまた日を改めて(*゚ー゚*)

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2008年4月21日 (月)

Ovation Legend 1767 AS(1992年製)

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◆Ovation Legend 1767 AS 『Wally』
◆年式1992年 Serial#452762
◆定価 国内価格240,000円?米国価格$1,360(1992年末の円・ドル為替相場1$=124.6円)
◆購入価格59,800円
◆購入年2009年7月3日
◆Music Land K○y 渋谷店

ゴールデンウィークの自宅飲み会でO先輩とバンドをやる約束をしてしまった俺。
O先輩はビートルズナンバーをやりたいらしい。
俺の「George」をみて「スゲ~(~o~)」とのお言葉とともに、「アコースティックの2台(Martin D-18Martin D-76)はピックアップついてる?」との質問。
いや、ついてないし(゚ε゚ ) 大事なギターに穴あけるつもりもない・・・
う~ん、ならば昔から欲しかったOvationでも買うか?
・・・でも4月に「Anny」を買ったばかりでさすがに金がない(・へ・)
ふと500円貯金箱をみると6万円くらい貯まっている(シースルーなので中身がわかるのだ)。
6万円かぁ・・・Ovation買うならホントは「スーパー・アダマス」欲しかったんだけど。
6万円では買えるはずもなし。しかし、チープなモデル買うのもいやだなあ・・・
と思って、お決まりのネット探索を1カ月ほど続けていた。
すると7月の第1週、デジマートで見つけてしまった。
『Ovation1767AS 【ウォルナットトップ 激レアモデルUSED 本日限定特価!!】』Σ(゜Д゜;)
価格は\59,800!(*^_^*)予算内じゃん!
しかも「Legend」ベースでトップはウォルナットトップの特別製のようだ。
ジョン・レノン仕様モデルと色は似ているが、あれはたしかスプルースのナツメグフィニッシュとかだったと思う。コイツは木そのものが違う。
しかしウォルナットとは珍しい。これは早速電話だ。
・・・前オーナーさんはコレクターらしく、あまり弾いていないらしいが、15年以上経ったギターらしくサスティンが利いた音で、状態もすこぶる良いらしい。
じゃなぜこんなに安い?
・・・お店の人に言わせると「ウチは中古楽器屋ではないので、いつまでも中古物件を置いておくわけにもいかないってことで破格です」とのこと。
う~む(゚ε゚ )なるほど。思わず即決で決済しかかったが、渋谷なので一応見に行くことにした。
・・・で、お取り置きにしてもらい、翌日見に行って即効で買ってしまった(´ー`)。

ボディはディープボールで俺の欲しかったやつだ。
トップは傷なし!ブリッジ付近にわずかにふくらみが認められるがホントに気にならない程度。
フレットも殆ど減ってない。
う~ん、これが17年経ったギターとは・・・疑いたくなるほどだが、音はしっかりOvation。
低音と中音がしっかり出る。さすがに高音は「輝く」まではいかないが、まあそこまでは望めないか。
生音をしばし堪能した後はマイクを通してみる。
コーラスを少しかけてみたりしてしばらく遊んでいたが・・・やっぱりいいわぁ(*^_^*)
やっぱりOvationの真骨頂はマイクを通した音だね。
生音では主張しなかった高音もしっかりした音が出る。
う~ん、イコライザー装備のギターはすごい。
(2009年10月追記:この3ヶ月間、3回のライブに使用する為に弾きこんだらかなり鳴るようになってきました。特に中音から高音にかけて音量が出てきたし、生音でも高音が主張するようになってきた感じだ(゚ー゚)やっぱり楽器は弾いてなんぼだなあ・・・)

1時間ほど弾いた後はシリアルナンバーとモデルナンバーからOvationの公式サイト(米国)にて製造年と価格を確認する。
ちなみにこのOvationの公式サイトはかなり充実していますよ。
ご自分のOvationの製造年や当時の価格を調べたい方は上記リンクに飛ぶか、面倒くさい方は下記を直接クリックしてください。

◆製造年 
Date Your Ovation
◆当時の価格
「 What was the retail price of my Ovation guitar in the year it was made?」

モデルナンバーの1767は「Legend」なんだけど「AS」がつくモデルは確認できなかった。
レギュラーラインでの作製モデルではないようだ(特注品かも)。
買う際にお店の人に「ASって何の略なんですか?」と聞いたがお店の人も???だった。
でもボディ内部には確かに「Model No. 1767AS」と刻印されているから間違いではないのだが。
知ってたら誰か教えてください(・へ・)。
さあ、こいつでビートルズナンバー奏でる日も近いよ。
張り切ってやろうっと(^v^)

(2010年9月5日追記)
Wally君は本日、O先輩んチにお婿に行きました・・・
自分のギターを手放すなんて本当に何十年ぶりなんで、少し感傷的ではありますが、よりかわいがってもらえるところの方がいいもんね・・・
まあ、大切にしてくれると思いますが・・・(クスン)

Ovation1767as1 Ovation1767as2 Ovation1767as3

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