その他のGuitars

2011年3月 7日 (月)

Morris W-30

Cimg2040

◆メーカー Morris
◆型式 W-30
◆年式1970年台後半~1984年頃(Sirial#811111)
◆定価30,000円
◆購入価格8,900円
◆購入年2010年12月30日
◆おもちゃ倉庫 大分店

昨年末に1台仲間が増えていたことを忘れていました(゚ε゚ )
実家常駐用のアコギちゃんを紹介します。

実家には昨年からQちゃんを常駐させているんですが、私が実家に帰るのは基本的に盆と正月だけ。
毎度「休み明けに社会復帰できるのか?」と危険を感じるほどウダウダしているだけの自堕落な 至福の休日ではありますが(笑)、たまにはアコギも弾きたいなぁ・・・と常々思ってました。
かといって、高価なギターを買うつもりも余裕もなく・・・
んで、市街地から自宅へ向かう途中にある「お宝発見!」とデカデカと書かれた看板のお店に、「たしかギターも売ってたな」と年末にフラリと訪問。
この店は古本から古着、懐かしの昭和のブリキのおもちゃなど、ありとあらゆる中古品が売られていて、商品を見ているだけで時が止まってしまいます(笑)

そんなお店の一角で、数十台の中古ギターが私を待っていました。
目指すは1万円以下のアコギをゲット(笑)!
ということで、目の肥えた私の最終選考にYAMAHAとMorrisの2本が残りました。
YAMAHA F-401B8,000円Morris W-30が8,900円(´ー`)

と、この時35年前の思い出が走馬灯のように頭の中をフラッシュバック~(=゚ω゚)ノ
YAMAHAのアコギかぁ・・・当時中学1年生の私は母にアコギ(当時はフォークギターと呼ばれていた)をおねだりしてようやく承諾をもらった。
3万円(だったよなぁ・・・たしか)を握り締めTOKIWAデパートの楽器コーナーに走って行った私(笑)は、かねてから目をつけていたYAMAHAのアコギを買うつもりだった。
しかしYAMAHAのアコギは本体がジャスト3万円。
店員さんに聞くとケースはつけてくれないという。
その頃私たちの間ではチェック柄(赤とか緑)のソフトケースにアコギを入れて持ち歩くのがカッコよかったのだ。
そのケースが3,000円もするではないか。これは完全に予算オーバーだ(・へ・)
むう(゚ε゚ )ここは一度マーケットリサーチをしよう・・・と次に向かったのは「セブン松屋」。質屋である。
実はここにも目をつけていたギターがあったのだ。
Gibson Hummingbirdコピーのメーカー不明のアコギがジャスト3万円(今考えると暴利だわな・・・)。
こういうやつね(゚ー゚)
Hummingbird_2 
それをしげしげと眺めていた私を見た店のおばちゃんがニヤリと笑い、「それならこのケースをつけちゃるわ」とささやきながら指差したその先には・・・なんと赤いチェックのソフトケースが置かれているではないかΣ(゜Д゜;)

「このケースつけちゃるわ・・・このケースつけちゃるわ・・・このケースつけちゃるわ・・・

私の手からスルスルと3人の聖徳太子(3万円)が魔法のようにおばちゃんの手に渡るのに5分もかからなかった(笑)。
その時YAMAHAを買うべきだったのは言うまでもないのだが・・・

そんな古い思い出がありYAMAHAのアコギには淡い思い入れがあるのですよ(=゚ω゚)ノ

一方Morris。
35年前、Morrisのアコギは仲間内で圧倒的な人気を誇っていた。
25,000円前後のモデルが主流だったかな?当時の中学生の持ち物としては結構な値段でしたね。
たしか同学年のギターヒーロー、トモナガ君が持っていたのがMorrisじゃなかったかなぁ。
なので、周囲でギターを始めるヤツは猫も杓子もMorrisを買っていた。
(私は例のメーカー不明Hummingbirdもどきw)
よって、ギターはMorrisにつきる!というDNAが私には流れているのですよ。
『モーリス持てばスーパースターも夢じゃない』というのが当時のコピー(by谷村新司)でしたね~(゚ー゚)

で、YAMAHAかMorrisか・・・
チューニングして試し弾きしても遜色はなさそうである。
かなり悩んだが、トップの色がいい感じ(いわゆるアメ色)に焼けているMorrisをチョイス。
すまん!YAMAHA!俺が死ぬまでには必ず1台は買うから(笑)
(余談ですが、この歳にして今回も母に買ってもらいました(´・ω・`))

実家に持ち帰りキレイにして弦を張り替えて弾いてみる。
「ジャリ~ン♪」
おおΣ(゜Д゜;)結構鳴るじゃん?
フレット音痴でもないし、かなり乾いた音で鳴ってくれる。
弦高も適正に保たれているしもちろんネックの反りなどもない。
これはイイ買い物したじゃん?
まあ、ちょいと調整が必要な点が2つだけある。
1点目はブリッジの6弦の穴がゆるくなっていて、弦を張る時にエンドピンが2度ほどロケットのように飛んでいきました(笑)
これはティッシュを詰めて調整したのでなんてことはないんですが・・・
問題は2点目のほう。
1弦の12フレットを押さえると音がつまって鳴らない(・A・)!
恐らくネックがわずかにねじれているのか、もしくは弦高を低くし過ぎているのかもしれない。
これを持ってステージに上がるわけじゃないから(笑)、このままでも充分なんだけど次回帰省したときにちょっと調整してみるかな。

仕様を調べて見ました。
シリアルNo.811111とあるので、てっきり1981年製かと思ったら、MorrisのHPには「1999年以前の過去の製品について印字・刻印されている製造番号から生産年を割り出す事は残念ながら出来ません」とあります。
しかし「また、1985~2000年代の間の製品については製造番号の付与自体を行っていない時期もございます」とあることから、このギターは1984年以前のものと判断した次第です。
結構古いやつだったんですね~、カワイイやっちゃ(゚ー゚)

【仕様】
トップ:スプルース2P
バック:ローズウッド2p
サイド:ローズウッド
ネック:ナトー
指版:ローズウッド

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2009年1月24日 (土)

やってもうた・・・PEAVEY WOLFGANG SPECIAL

買っちゃった┐(´-`)┌

PEAVEY WOLFGANG SPECIAL

Eddie1

ホントに病気だなあ。

これで12本目のギター。

憧れのEddie Van Halenモデルの廉価版だけど、俺の腕にはちょうどいいでしょ。

腕・・・磨かなきゃなあ。

これでホントに少し落ち着かなきゃ(`Д´)

詳細はこちら

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2008年4月21日 (月)

Peavey wolfgang special(1990年代)

Peavey_wolfgang_special

◆Peavey wolfgang special『Eddie』
◆年式1990年代
◆定価210,000円?
◆購入価格117,000円
◆購入年2009年1月27日
◆○ルフィン・ギターズ

最近またVAN HALENにハマっている俺。
CD“Very Best of VAN HALEN”を借りてきて日々繰り返し聴いている。
う~む、ブログには2回ほど書いているが、俺と彼等の出会いは1978年、俺が高校1年生の時。
ライトハンド奏法を引っさげ、アメリカのロックシーンに華々しくデビューした彼等。
最近気がついたけど、VANって・・・オランダか?
調べるとやはり彼等兄弟はオランダからの移民だった。まあ、どうでもいいけど。

デビュー当時、エディが弾いていたのは変なストラト。
当時の雑誌“The Guitar”には「シャーベルというコンポーネントギターの材を組立て、PAFをマウントしている」とある。
Σ(゜Д゜;)エッ!そんな名も知れないボディにPAFを・・・と感じた記憶がある。
デビュー当時、黒いボディに白いストライプをペイントされた「ストラト」はその後、赤いスプレーもされて、かつピックガードも剥がされ、「フランケンシュタイン」の異名をもって伝説のギターとなった。

アルバム「1984」から最大のヒット曲「JUNP」をリリースした後、Davidが脱退。
半分喋り半分シャウト(金属音)という、まっこと理解しがたい歌唱法と「何もそこまで」というセックスアピールが魅力だった彼がいなくなったVAN HALENには俺の興味は半減し、サミー・ヘイガーというボーカルが加入したのは噂では聞いていたけど、20年くらいほとんど彼らの曲には触れずにいたことになる。
でも数年前、You Tubeなるものが世間に氾濫していることを知り、たまたま彼らの画像に触れた。
その時にEddieが抱えていたのがこの“Wolfgang”。

いや~、まさにEddie好みのギターだよな。
ソリッドのフラットトップ・・・・じゃないΣ(゜Д゜;)
かる~く、アーチドトップになってるじゃん!
へー(゚ε゚ )
MusicmanのAXISはフラットトップだったよね?
そして俺の観た2007年~2008年のツアーの画像でEddieが抱えていたのがこのアイボリーのWolfgang。
これは息子(今のVAN HALEMのベーシストで加入当時16歳)の名前とのこと。
・・・・か・かっこいい(*^_^*)欲しい・・・・・・ ・・・・・・・
で、デジマートで探した。
おー、あったあった。スペックは下記の通り。

----------------------------------------
BODY:Solid Basswood
NECK:Hardrock Maple
FINGER BOARD:Hardrock Maple
BRIDGE:Peavey/Floyd Rose
NECK WIDTH AT NUT:40mm
SCALE LENGTH:25-5"(約647.7mm)
TUNING MACHINE:Original/Schaller
PICK UP:Peavey Humbucking ×2
CONTROLS:Volume,3-way Toggle Switch Selector
----------------------------------------

こいつはアーチドトップじゃなくてフラットトップ。廉価版モデルだ。
といっても新品価格は210,000円くらい。(まあ、2009年1月の今は円高だから、もうちょっと安いと思うけど)。
俺の持っているギターの中では低価格にはなるが、決して安いギターではない。
さてさて例によってお店の人に迷惑なほど食い下がってギターの情報収集。
なかなか状態はいいみたいだ。

この値段を一括で支払うとちょっと苦しいけど・・・まあ、なんとかなるさ(´ー`)
このモデルの特徴のひとつはネックがサテンフィニッシュだということだ。
Eddieのこだわりそのまま。手触りがいいんだよな~このタイプのネック。
ちょっと使い込むと指版が若干黒ずんでくるが、またそれはそれでいい。
ちょっとしたビンテージ感覚じゃないか(´ー`)。

で、購入。本日(2009年1月27日)到着!
最初に弾いた時・・・トグルの方向がレスポールと一緒だと思っていて、リアピックアップの音出してるつもりがフロントピックアップの音だった。
???むう(゚ε゚ )なんでこんな音?・・・イメージと違うなあ。・・・失敗か?
と5分くらい暗~い気持に(゚ε゚ )。
でもトグルスイッチを切り替えた途端、「グイ~ン」という音がΣ(゜Д゜;)
おお、なんだレスポールと反対なのかあ。は~びっくりした。
(後で調べたところによると、通常のセッティング(下向きでリアをセレクト)だとライトハンドでのタッピングの際、手が当たってセレクトが切り替わってしまうことがあるそうで、このセッティングになっているとの事・・・深イイなあ)
その後・・・「You Really Got Me」「Panama」「Dreams」と一人VAN HALEN演奏は続くのだった・・・

やっぱ、Eddie VAN HALENは俺のライフワークだ。
でもEddieはここ数年、喉頭癌と戦っていたとの事。
再発してないとのことだから一安心だけど。
・・・お互いそんな年になったのね。
でもこのギターでちょっとでもあなたに近づくようにがんばるよ!

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Fernandes ZO-3(1994年製)

Fernandes_zosann

◆Fernandes
◆ZO-3
◆年式1994年
◆定価29,800円
◆購入価格29,800円
◆購入年1994年
◆K楽器渋谷店

就職してしばらくギターに目が向かず、時々『Minako』を爪弾くだけだったんだけど、ちょっと偉くなって自分の城が出来て、部下が全員帰ってから一人になった会社でギターを弾くようになった。

『Minako』を会社に置いとくのもナンなんで、ということでこの可愛いギターを買いました。
実に13年ぶりにギターを買ったことになるんだなぁ。
最初はスピーカー内臓で重宝だと思っていたけど、しばらくすると(自分で言うのもなんだけど)「耳の肥えた」俺にはどうしても許せない音にしか聞こえなくなり、すっかり弾かなくなってた。

でもU社に転職して社宅にギターを持って行こうと思ったときに、他のギターを飛行機に乗せるのが忍びなく、ZO-3を連れていくことになって・・・結局あんまり弾かなかったけど(笑)

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Kawai F-1(1980年製)

Kawaifone_seventynine1

◆KAWAI
◆F-1
◆年式1980年
◆定価120,000円
◆購入価格108,000円
◆購入年1980年
◆K楽器大分店

俺の高校生時代はツイストやゴダイゴといったバンドブームだったし、第1期のGibsonビンテージブームだった。
俺達ギター小僧はジミー・ペイジの58年レスポールスタンダードに憧れ、ギター雑誌を読み漁り、「そうかヴァンヘイレンのへんてこりんなギターのピックアップはGibson PAFなのか、よーし、俺もいつかはPAFを手に入れるぞ!」なんて思ったものだった。

一方、それまでの王道、いわゆるFenderやGibsonのギターよりも、BCリッチやアレンビックなどの3ピースボディ、スルーネックのギターが、もてはやされた時代でもあった。
GRECOがGOシリーズを出し、GOⅡはH君が持ってたなぁ。

で、俺はBCリッチとアレンビックの合いの子のような、このF-1を手に入れたんだけど・・・どうやって買ったんだろう?
3年間母親におねだりしてなかったから、ほとぼりが冷めて買ってもらったんだろうなぁ(゚ε゚ )。

高校時代の『Gonbe』や大学時代組んでたバンド『Loose』で活躍したギターだけど、これといった特徴のあるギターでもなく、持ってる人もあまりいなかったな。まぁ、このギターも手放しはしないけどね。

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【2011年4月追記】
1979年発行の『THE GUITAR』に当時の広告が載っていたのでスキャンして載せておきます。
当時も感じた事だけど、広告と実物は左の「角」の形が少し違いますね。
実物の方が格好いいです(゚ー゚)
ミニスイッチなど各部の機能も掲載されていますので、助かりました(完璧に忘れてたのでw)
しかしあらためて思うけど、このギターって丁寧に作られていてホント、いいギターですよ。

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