Martin

2011年4月 3日 (日)

Just Come Back!Martin D-76

帰って来ました!愛器Martin D-76。

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事件が起きたのが1月18日。

なんせ、こうなってたんですから・・・

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で、入院したのが1月23日。
入院先は皆川ギター工房さんです。

あれから2ヵ月ちょっと。
こうなって帰って来ました。

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大怪我のあとなど微塵も感じさせません!
もちろんD-76の輝くような音色は元のまま!
皆川さん!本当にありがとうございます。貴方は天才だ~(=゚ω゚)ノ

ちなみにかなりの複雑骨折だったらしく、大変だったようです。
ブリッジも少々はがれかかっていたようですので、もろもろリペアしてもらいました。
具体的には次の通りです。

・ネック折れ
・指板割れ
・指板修正(リフレット)
・塗装修正
・ブリッジ張り直し
・サドル交換

大手術ですね(゚ε゚ )
手術代は・・・ ・・・ ・・・85,000円!

それでも皆川さんは大出血サービスしてくれました。
有名楽器店にリペアに出していたら恐らく倍以上はしてるんじゃないでしょうか。
長いこと悩んでいたローフレットのすり減りもリフレットしてもらいましたし、なによりネック折れの手術跡が全く分からないほどキレイに仕上げてもらいました。

手術代はたしかに痛いですが、期待以上の仕上がりでしたので大満足です。
皆川さん!本当にありがとうございました。

リペアで悩む皆さん!一度ご相談されてみてはいかがでしょう?

皆川ギター工房
〒120‐0006東京都足立区谷中2-12-5
Tel・Fax 03-3628-1939

いい腕してまっせ(゚ー゚)

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2011年1月18日 (火)

大事件!!

新年早々、大事件が勃発しました。
というか立ち直れないかも~・・・

というのは私んチ、ギターの整理はこうしてるんですよ。

Photo

この左側のアコギ2台を掛けていたメタルハンガーが・・・会社から帰ってきたら倒れてました・・・
右のMartin D-18と左下のZO-3は無傷だったのですが、左上のMartin D-76の・・・
・・・
・・・
・・・
ネックが折れてしまいました(号泣)

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値段はともかく、わが子のように愛している愛器がぁぁぁあぁ

リペアできるとは言え、可哀想なことをしてしまった。
壁に穴を開けるのを嫌がってメタルハンガーなどに吊るしたばっかりに大怪我をさせてしまったことに大後悔しています。

すぐにリペアに出してあげるから許しておくれ・・・ホントにごめん

続報はまた・・・

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2009年12月16日 (水)

いつも俺の側にはMartin D-18

30年以上の付き合いで、常に側にいる存在って何がある?
出会って30年、じゃなくて30年ずっと一緒にいる存在。
何より大事な親でさえ、生まれてから22年しか一緒に暮らしていないから、すでに離れて暮らしている時間のほうが長いし・・・
俺にとっては「Minako」が唯一の存在。
1975年製Martin D-18。俺が15歳からの付き合いだ。

D_eighteenminako_seventyfive

高校時代に失恋した時も、
狂喜乱舞した大学合格の時も、
ロックバンドにうつつを抜かし、エレキギターばかり弾いてた時も、
生まれて初めて人に裏切られた時も、
会社に内定もらって有頂天になってた時も、
初めて上京してホームシックの時も、
仕事仕事で10年間全く弾かなかった時も、
息子が生まれて涙した時も、
地獄の苦しみだった地方転勤の時も、
転職して訳わからずに泣いてばかりいた時も、
人にはめられ絶望に陥った時も、

いつもいつも必ず側にいてくれた。
こいつと離れて暮らしたことはない。

でも、今日久しぶりにお前を弾いた・・・何ヶ月ぶりだろう?
なんて音で鳴くんだよ。
ごめんな、やっぱりお前が一番だ。

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2009年3月 8日 (日)

わが友Martin D-76

寂しい時にギターを弾く。

・・・もちろん楽しい時にもギターを弾くのだが、悲しい時や寂しい時にはアコースティックを弾くことが多い。

アコースティックは2本持っているが、こいつを手に入れてからは圧倒的にこいつに惚れている。

Martin D-76。

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アメリカ建国200年記念の1976年に1976本のみ製作(出荷)された特別なギターだ。

こいつのボディー内部には This is NO. 0079 of 1976 との金属プレートが貼られている。

つまり初期生産の1本であり、シリアルNO.から判断すると1975年に製作された200本の前半の部類。

バックはローズウッドの3ピース。つまりD-35タイプということになる。

D-35は良質な幅広のBrazilian Rosewood(=Jacaranda)が大量に手に入らなくなった1960年代にMartinが苦肉の策としてバックを2ピースから3ピースにし、バインディングなども施したものだ。

このことが音質に特長を与えピッキング奏法に適した輝かしい高音の音を特色としている。

イルカさんはずっとこのD-35を使い続けている。

(・・・イルカさんのD-35は1972年製とのことだからBrazilian Rosewoodじゃないかもしれないけどね。)

そしてこのD-76はMartinの最高峰であるD-45に使用すべき厳選された材をD-35仕様で製作した特別なギターだ。

あ、でもこいつのRosewoodも残念ながらBrazilianではなくIndianなので念のため(゚ε゚ )

Brazilian Rosewoodは1965年にブラジル政府が丸太の輸出を禁止、1993年のワシントン条約で国際的に全ての商業的取引が禁止されている希少な材なのだ。

(為になるblogだなあ)

ちなみに俺の1961年のストラトのフィンガーボードはBrazilian Rosewoodだ。

話を元に戻して、こいつと出会ったのは4年前。

新大久保のK楽器で試奏して一目ぼれしてしまった。

詳細はこちら

中音から高音にかけて・・・特に1弦、2弦の輝くような音色にはエクスタシーを感じるほど。

俺んチはマンションだから遅い時間に弾くと近所迷惑なのは分かっているけど・・・

なんだか今日はしばらく弾いていたい気分。

やっぱりギターはいいなあ。

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2008年4月21日 (月)

Martin D-76(1975年製)

D_seventysixaudi_seventysix

◆Martin
◆D-76
◆年式1975年(#79/1976)(Sirial#371404)
◆定価?円
◆購入価格465,000円
◆購入年2005年
◆K楽器本店

アコースティックはもう1台ずーっと欲しくって、香川県にいるときにOvationに浮気しそうなときもあったんだけど、A社退職記念に何か買おうと思ってネットで探していたら・・・
やっぱりMartinに目が留まりました。

ミュージシャンの石川鷹彦さんがシリアル#1を持ってるんだよね、これ。
D45の素材でD35を作ったと言われる建国200年記念の1976台しか作られなかった限定製作品。
実は昔から気になるモデルではあったので、早速新大久保へ。
・・・K楽器で試奏したときの輝くような音は今でも忘れられない。
特に高音の音質は素晴らしく、「輝くような」という表現がぴったりくる。
シリアル#は79でこいつは超初期型。
このギター手に入れてからD45は欲しくなくなった・・・かな?

でもK楽器本店の担当者(もしかしたら店長)の応対が超そっけなかったし、ハードケースもぼろぼろのしかつけてくれなかったし、もうあの店では買っちゃらん(`Д´)。
大分のK楽器か100m先のHy○er Guitarsで修行でもしやがれ!

・・・最近手に入れた『Leo』にも言えるけど、俺、「限定品」とか「特注品」とかに弱いんだなぁ。
「品質が良くて、かつ、人が持っていない」というのが俺の好みみたい。今頃気がついた・・・Σ(゜Д゜;)
トップは膨らんでるし、ネックは少し反り気味なんで、そろそろリペアが必要かも知れない。
いたわってあげねば(゚ε゚ )。

2009年3月8日ブログ追記「わが友Martin D-76」

2011年1月18日ブログ追記「大事件」

2011年4月4日ブログ追記「Just Come Back!Martin D-76」

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Martin D-18(1975年製)

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◆Martin
◆D-18『Minako』
◆年式1975年(Sirial#364190)
◆定価250,000円
◆購入価格150,000円
◆購入年1979年
◆K楽器大分店

このギターは一番長い付き合いだし、どれか1本だけ選べと言われたら、間違いなくこのギターを選ぶだろう。
手に入れたのが15歳のときだからもう30年一緒にいることになる。

中学のときからK楽器に飾ってあった憧れのギター。
新品だと思ってたら委託の中古で、ある日急に15万円に値下げになった。
その時俺の手元にあったのは5万円(お年玉)だったと思う。
それで買おうと思ったんだから今振り返ると無茶なガキだ。

3回払いにしてもらって、まず手元の5万円を払った。
キャッツアイとグレコのストラトを売って確か5万円作ったと思う。
残りの5万円は・・・もうさすがに母親におねだりできず、結局ばーちゃんの財布から頂戴しましたΣ(゜Д゜;)。

当時大分の高校生でMartin持ってるのは俺だけだったかもね。
ブルーケース持って歩くのが自慢だった。

・・・2年間好きだったMちゃんがS君と一緒に歩いているのを見て・・・
家に帰って指から血が出るほど無茶苦茶に弾いて・・・
そのときの血がまだサウンドホールの奥に付着してる。
これが『Minako』の由来です。
ま、それだけが理由じゃないけど、このギターだけはどんなことがあっても手放せないね。

ビールの缶を落っことしてつけた傷、もう20年ほったらかしだし、フレットもそろそろ限界だなぁ。そろそろリペアに出すか(゚ε゚ )。
最近、久しぶりに鳴いてるよ、このギター。
寂しい俺の心がわかるのかな。
30年の付き合いだしね(´ー`)。

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