大阪道頓堀の金龍に行って???だったので東京の博多ラーメン屋さんの人気店を調べてみた。
(ちなみに金龍にはAちゃんは行ったことが無いとのこと。使えんやっちゃ)
ネット上では有名店も賛否両論さまざま。まさにラーメンは嗜好品なのだという俺の持論を証明するかのようだ。
その中で安定した高評価なのがこの「やまちゃん」だ。
住所は銀座3丁目松屋の裏手、昭和通り沿いで割と会社の近くだ。
むぅ(゚ε゚ )銀座3丁目かあ、俺の庭みたいなもんだなあ(嘘)
今週は貧民食(弁当)を木曜日まで続けたし、今日は商談の帰りに浅草から銀座まで一本で来れるし、これは行くしかないでしょ(^o^)

ということで商談の帰り、銀座駅から歩く。
松屋の地下から1階に出る途中で行列のスウィーツ屋さんに遭遇。・・・現在15:00、今日は訳アリで朝から何も食べ取らん(`Д´)・・・食いてぇ(´・ω・`)でも我慢だ、ラーメン食べに行ってるのにスウィーツに手を出してどうする。
地上に出る。・・・おおお!マル金ラーメンがΣ(゜Д゜;)かつて渋谷で(俺に)人気を博した博多ラーメン屋じゃないか。渋谷の店舗は畳んでしまったみたいだが、こんなところに・・・食いてぇ(´・ω・`)いやいや、あと数百メートルでやまちゃんに着くはずだ。我慢だ。
昭和通りに出る。信号を渡っていると・・・ナント!左手に一風堂じゃないかΣ(゜Д゜;)恐るべし銀座3丁目Σ(゜Д゜;)Σ(゜Д゜;)博多ラーメン戦争か???
気を取り直してやまちゃんを目指す。
吉野家の横と言うことなのだが・・・む、なるほど信号のチョイ先だな。
店はすぐ判った。さすがにこの時間は行列はしていない。
カウンターが7席、テーブル席が8席。シンプルな店内だ。
先客はカウンターに2名。まずは食券機に向かう。
デフォの「長浜ラーメン」650円也を購入・・・の前に音も無く店員さんが俺の傍に。
店員「メンハ?」俺「はっ?」
店員「メンノカタサハ?」俺「あ、ああ・・・固麺で」
店員「○△※イッチョウデース」
・・・ふう、この店までカタカナ言葉なのか。

カウンターに座る。
厨房では男性が既に麺をちゃっちゃっと茹でている。
左で若いお姉ちゃん(この人は日本人)がどんぶりにスープを注いでいる。
なかなかオペレーションは良さそうだ。そりゃそうか、なんせ都内でも屈指の人気博多ラーメン店だ。
ほどなくラーメンの提供。お姉ちゃんがカウンター越し「長浜ラーメンでーす」とどんぶりを差し出す。
思わず「あ、はい」と受け取ろうとすると「あ、置きますよ」と言われて慌てて手を引っ込める。
(他のお客さんもほぼ皆同じやり取りをしていた(´ー`))
よしよし・・・ゴマとベニショウガを入れ、まずはスープを一口。
旨い。博多ラーメンとしてはあっさり系の方だと思うが旨い。紛れも無いとんこつラーメンだ。
あまりスープを飲まずに麺中心に食べ進める(これが替え玉前提の食べ方だ)。
でも、もう少しガツンとしていてもいいかなあ・・・と思いつつ食べ進める。
なんせ俺の博多ラーメンの原点は、新入社員時の寮で親友のK田(博多出身)が田舎から持って来た長浜ラーメンのお土産セット(20年以上前)。
生麺と生スープ(ポリ容器入り)のセットで、鍋などの調理器を持ってるのが俺だけだったのでよく俺の部屋でラーメン大会をした。人生初の味で、滅茶苦茶旨かった。
そのスープがやばいくらいの風味(腐りかけかと思った)でかなりショッキングだった。さすがにブーストされた思い出になっている可能性もあるのだが・・・
なんて考えながら麺が残り少なくなったので「替え玉、固麺でお願いします」と注文(150円也)。
3分くらいで提供。お兄さんがザルから直接俺のどんぶりに投入。
その際に「味が薄いようでしたらこちらを入れてください」とカウンターのタレを指差す。
なるほど、替え玉したらさすがに少し薄くなるからね。
で、ドボドボと投入。
ん!すごく良くなった気がする!ああ、これこれ!濃い味のほうが俺に合ってるわ。
・・・一気に完食。もちろんスープまで完食。
旨かったなあ。これはリピートしたくなる店だ。

・・・で、(汚い話だけど)これを書いてるときにゲップがこみ上げてきて、20年以上前のK田のお土産ラーメンの味を思い出しました。
本物だな、こりゃ(´ー`)

2008年12月19日東京銀座