
2009年最初のラーメンです。
いや、正確には大分のお土産ラーメンを家で食べたけど・・・まあ、それはノーカウントということで(´ー`)
仕事始めの1月5日。
新年早々、風邪を引いて体調が悪い。薬を飲んで何とか出勤したものの、こんな日は早く帰って大汗かいて早く直そう・・・でも家に食いものないし(゚ε゚ )
食欲はあるし、ラーメン食って帰ろう( ̄ー ̄)
と言うことで、今年最初のチョイスは「和麺屋長介」。
会社から新橋駅までのちょうど帰り道にある店だ。
この店は「おらが」の並び、50mも離れていない距離にあるので気になっていた。
和食出身の店主さんのいる名店との噂。楽しみだ(^o^)。
18:15分くらいに入店。
カウンターのみ5席と小さなお店。時間が中途半端なせいかお客は俺一人。
券売機で「長介つけ麺」900円也を購入。
カウンター越しの厨房に男性二人。食券を渡す。
ほんとに小さな店だ。ドア?引き戸?も開けっ放し。
まあ、今日はそんなに寒くないけど。
カウンターには「お食事の後はどんぶりをカウンターの上に上げてください」「ティッシュ等はゴミ箱の中に」等の文字が。
東京ってこの手のお店が多いなあ。特に○郎系はそうだ。
小汚い店、愛想の無い接客、店のルールを客に押し付け、食後のテーブル拭きまで強いる。
この店もそうなのだろうか?そうだとしたらちょっとなあ・・・
・・・予想は良い方に裏切られた。
接客は良いですよ。愛想良いし、お店も小奇麗にしてる。
まあ、厨房に二人とも入っていれば、旨いものを食わせてくれたことに対する敬意を表して、どんぶりをカウンターに上げるくらいねぇ・・・ま、これはご愛嬌かな。
と言う事で安心してラーメンのレポートをば(゚ε゚ )
ラーメンの提供は思ったよりも早かった。5分もかからなかったかな?
これは麺の太さとも関係するだろう。
魚介豚骨系のつけ麺のお店は、うどんほどの太さの麺を使用している店が多いように感じるが、この店は違う。
中太ストレート麺。俺の好きな麺の具合だ。
そしてスープが・・・Σ(゜Д゜;)こ・これは初体験だ。
前情報でとろろ昆布とすった長イモが入っているとのことだったので予想はしていたが、思ったよりもネバネバだ。
それにネギ、黒胡麻が相まって「和」のスープを構成している。
なるほど「和麺屋」の異名はここから来るのか、ふ~む、深イイ(゚ε゚ )
ただの流行の魚介系ではない。オリジナルの味だ。
麺のどんぶりには煮卵、カイワレ、チャーシュー、メンマ。
チャーシュー・・・「和」をもっと強調しても良さそうなものだが、これには感動はなし。
メンマには一手間加えているような感じだが・・・
とにかくネバネバスープの食感が印象的なラーメンだ。
麺の量がそれほど無いのでスープ割りに進めた。
スープとネギを追加してくれてスープを楽しむ。
旨いと思う。うん、旨い。スープまで完食した。
でもなあ・・・このラーメン、万人受けはしないだろうなあ。
味はともかくとして、このネバネバは好き嫌いがはっきり出そうだ。
俺は嫌いじゃないけど、また来たいなとはあまり感じなかった。
ほぼ同じ値段で量的には「おらが」のほうが圧倒的だし、味的には「おらが」は当世流行の味だ。
まあ、でも流行を追いかけずに工夫している点で、根強いファンを獲得しているということか。
でも結局、俺が帰るまでもう一人お客が来ただけだった・・・
帰りに「おらが」を覗くと待ち客こそいなかったがカウンターは満席だった。
・・・商売は難しい。流行を追いかけるだけではいけないし、かといって時流に取り残されてはいかんし・・・
今年の俺はどんな一年を過ごすのだろうか・・・?
ちょっと真面目なことを考えて家路に着くリチャードだった。
今年はいい年でありますように(´・ω・`)
2009年1月5日東京新橋