
今日は水曜日。
本来ならグループ挙げての「早帰り」の日なのだが、俺たちの会社には関係ない。
とはいえ少々へたれ気味の最近。
レビューなどのイベントが翌日にない限り21:00頃に会社を出なければ体が持たない。
で、今日は21:00ちょうどに会社を出た。
まっすぐ帰る気は無い。
もちろん飲んで帰るわけではなく、ラーメンを食って帰る気だ。
・ ・・どこにするかなあ。
実は新橋にひとつ行きたい店があるものの、味噌ラーメンの店なので会社帰りに食べるにはちょっとこってりしすぎていて食指が動かずにいる。
じゃあ久々に「大将」にでも行ってみることにしよう。
「大将」の前に21:10到着。
刷りガラスを通して店内を伺うと結構客入りはあるみたいだ。
ふむふむ、ならば気を使う必要もなさそうだと思い、店内へ。
む(゚ε゚ )・・・なんか雰囲気が違う。
Σ(゜Д゜;)団体さんの宴会中だ。
これはどうしよう・・・と一瞬躊躇するものの、外国人女性の「オヒトリサマ?」と言う案内に促され端っこのテーブルに着く。
むう(゚ε゚ )30名ほどの席に20名ほどの団体さん。しかもみんなおっさん。
4つのテーブルに分かれてそれぞれの席に一升瓶が「ドン」と置かれて皆さんご機嫌のようだ。
その他の客は俺一人みたい。
まあ、絡まなければいいか。
外国人の女性は以前訪問時から変わったみたいだね。
相変わらず定着率が悪い店だ。
でも今日の女性はややヨーロッパ系の雰囲気もあり、丁寧だし感じが良い。
「じゃぶ大将」700円也を注文。
厨房ではいつもの親父さんが宴会用の盛り付けをしているみたい。
中国系の女将さんはこの時間はいないみたいだ。
ん?ということはまさか、あのお姉ちゃんが俺のラーメンを作るのか?
厨房を見ているとそのようだ。
・ ・・大丈夫か?ま、いっか。
結局お姉ちゃん作成のラーメンが来るのに15分ほどかかった。
その間おっさん連中を観察。
よく見ると、おばさんと若い外人男性も含まれている。
話を聞いていると六大学の柔道部のOBの集まりらしい。
「××さんが山下先生を投げた」とか「全日本の・・・」みたいな話がヒートアップしている。
なるほど、昔話に花が咲いているわけだ。
ある意味うらやましい。
でラーメン到着。
Σ(゜Д゜;)おお、なぜブロッコリー???
しかもすごく丁寧な盛り付けだ。
こ・これは「大将」に似つかわしくない。
いや、むしろジャンクっぽさが強調されてむしろ大将っぽいかもしれん。
お味は・・・スープにパンチが足りないなあ。
テーブルのラー油と酢を投入。
うん、これでパンチが効いた。・・・旨い。
ボリュームもある。
パーコーもそれなりに旨い。なんせ揚げたてだ。
ワカメ、メンマ、のり・・・うん、ジャンクなりの旨さ。
これで700円だからこの店はいいんだよなあ。
10分ほどで完食。
いや、酢を入れすぎて汗が大量に噴出したので、さすがにスープは完食しなかったけど満足。
さあ帰るか。
今日の東京は結構冷え込んでいる。
帰って一杯飲んで寝よう。
家路を急ぐリチャードだった。
2009年3月4日東京新橋