
昨日のショックを引きずって、今日は最低限の仕事しか出来ない気分。
デスクに座っていると発狂しそうだったので、堪らずに外出することにした。
・・・なんだかなあ・・・こういう仕事のサボり方は何年ぶりだろう?
まあ、緊急性のある仕事は今日はないから、たまには自分に甘くなろう・・・
で、何の用もないのに新宿へ。
この前振られた「しろ八」に行くことにした。
#09/43軒/57杯目 天下一品歌舞伎町店参照
都合よく開店前後に店に着けそうである。
で、店の前に着いたのが11:27分。
行列などしていない・・・けど店内では厨房でなにやら作業中の気配。
ラーメンDBでは昨日時点でまだ限定味噌らーめんをやっているのを確認している。
たぶん今日も大丈夫なのだろうけど・・・
「お待たせしました」とにこやかにお店の人が暖簾を出す。
「今日最初のお客様なのでチャーシューが1枚サービスになります」との事。
おお・・・なんかラッキー(^o^)。
で、券売機で冬季限定の味噌ラーメン「しろ六」890円也を購入しカウンターの端っこに座る。
厨房を囲むようにカウンター6席~7席だけの小さなお店。
ほどなくして厨房にもう1名登場。
どちらが怪我をされた店主さんなのだろう?
ラーメンは7~8分で提供。
ああ、丁寧に盛り付けされている。
まずは「食べた後幸せな気持ちになれる」(ラーメンDBコメントより)というスープから。
あ ごま味噌を使用した、とてもまろやかなスープ。 うん、旨い。
そして彩りよく盛り付けられた具の数々。
モヤシ、ネギ、チャーシュー、たまご、昆布・・・そして菜の花!
菜の花の下にある白い野菜は恐らく、かぶ!
一つひとつ丁寧に調理されているのがわかる。
さすが屋号どおり旬の食材を生かす店だ。これはある意味カルチャーショック!
卵も絶品だ。
冬季限定味噌はいつまでなのか?は「新宿御苑のオタマガ池に2本目の筑紫が咲く頃まで」との事。(ラーメンDBコメントより)
・・・なんともはや、言うことなしですね。
すごく旨かったので、スープまで完食。どんぶりに口をつけて飲み干した。
ところで厨房内の二人のやり取りを聞いていると、暖簾を出した方が店主さんのよう。
「階段を昇り降りするのが昨日より楽」とおっしゃっていたので、腰か足を怪我したのかな?
店主さんのにこやかな接客がとても印象的で、味だけでなく店作りそのものに好感を持った。
席を立つときにどんぶりをカウンターに上げながら「旨かったです」と告げると、うれしそうに「ありがとうございます」とまたにっこり。
俺までやさしい気持ちになった。
とげとげしていた心が少し救われたようだった。
また来なきゃ。今度は塩かな。
2009年4月3日東京新宿御苑