福岡出張1日目。
というか今日は博多に20時頃入ってホテルで寝るだけだから気楽だ。
ホテルに入り汗だくの体を冷やし、用意してあるラーメン探索候補店の資料を取り出す。
・・・どこにするか?
候補店は「元祖赤のれん節ちゃん」「一蘭」「ふくちゃん」「けんぞうかふぇ」etc・・・
色々考えたあげく、ホテルから歩いて行ける「元祖赤のれん節ちゃん」に決め、ホテルを出た。
俺、実は中州~天神の土地勘はほとんど無い。
博多は出張で何度も来ているのだが、博多駅周辺や少し離れたところでウロチョロしているばかりで、あまり中洲には縁がない。
旨いと評判のラーメン屋はやはり中州~天神あたりに集中しているので、気楽な独り出張の今日は中州に宿をとったのだΨ(`∀´)Ψ
まずは天神まで歩く・・・7~8分で天神に着いた。
おお~!ここが天神か・・・思わず長渕剛のデビューアルバムの曲「て~んじん、あ・た・りの交差点でぇ~(ウラ声)」が頭をよぎる(゚ー゚)
・・・しかし、古いね∑(=゚ω゚=;)
それはいいとして・・・店がみつからん。
ランドマークとして三越をマークしていたのだが・・・
10分ほどウロウロして体から汗が噴出す。
すれ違う女の子の二人組から「今日は暑いね~」なんて言葉が聞こえるくらいだから、博多っ子にも暑い日なんだなあ。
しかしどうすべぇ(゚ε゚ )・・・と思っていたら「一蘭」の看板を発見(゚ー゚)!
おお、たしか分かりにくい路地にあるといった情報だったが・・・たしかに小さな路地に位置している。
ぬうう(゚ε゚ )大通りに面しているはずの「節ちゃん」を見つけられずに「一蘭」を見つけたか。
まあいいや、じゃあ「一蘭」にしよう。
で、店の前。時間は21時頃。
まずは店外の食券機で「ラーメン」690円也を購入。少し考えて続いて「半熟ゆで卵」100円と「ネギ増し」100円を購入。
〆て890円也。まあ、こんなもんでしょう。
店に入ると女の子が「いらっしゃいませ~、奥の通路の一番奥のお席へどうぞ~」と案内してくれる。
・・・なんだかいかがわしい店っぽい作りだ。
この店に来たかった理由は二つある。
チェーン店なので東京にもお店はあるものの、やはり本場で食べる味は比較にならないとの情報が理由の一つ。
もう一つはこの店独特のシステム。カウンターが一人一人仕切られていて、かつラーメン提供後はカウンターに暖簾をかけ、完全個室制のようになるのだ。
・・・ますますいかがわしい感じだ(゚ー゚)
そしてこの店は味のチューニングを専用用紙に書いて提出するシステムなのだ。
「味の濃さ」濃い味、「こってり度」こってり、「にんにく」基本(1/4片分)、「ねぎ」青ネギ、「チャーシュー」あり、「秘伝のたれ」基本、「麺固さ」かため・・・で記入した。
席の前のボタンを押すとお姉ちゃんが紙を取りに来てくれる。
すると待つこと1分で、ゆで卵が登場。Σ(゜Д゜;)えっ?こういうこと?ラーメンに載っかってくるんじゃないの?
「たまごの不思議な効果」なる紙も一緒についている。
なになに?「ゆでたまごを先に食べると次に口にするものの味を鮮明にする・・・」みたいなことが書いてある。
ふ~ん、いきなり予想を裏切られたものの、そうなんだ。
でも俺はラーメンに載せるために殻だけ剥いてラーメンを待つことに。
こうやって卵の殻を剥いているとAちゃんを思い出す。
・・・あれはちょうど去年の今頃だっただろうか・・・(正確には去年の9月)
な~んて思い出にふけっているとラーメン提供。さすがに早い。
「ごゆっくりどうぞ」と言ってのれんを下ろすお姉ちゃん。・・・完全に個室っぽいスペースになった。
これはこれで好きな人もいるんだろうけど、俺は微妙かな。まあ一人で来てるんだからいいけど。
一方のラーメン。おおΣ(゜Д゜;)ネギ増しが利いているようだ。なかなかの面構え。
まずは「秘伝のたれ」を混ぜずにスープから。
あ~・・・トンコツだ(当たり前)。旨い旨い(゚ー゚)
「秘伝のたれ」とは唐辛子ベースのタレでピリ辛なのだ。これを混ぜると・・・うん!パンチが効いていい感じ。
チャーシューもスープの邪魔をせずにまあ及第点か。
麺も典型的な細麺でなかなかいい。
全体的に言ってなかなかレベルの高い一杯じゃないか。
ずず~っと麺と具を完食。
せっかくのネギを残さぬよう、レンゲで名残を惜しむようにスープをすする。
う~ん、旨かったけど・・・この程度だったら東京でも食べられるんじゃないか?
東京の「一蘭」行ったことがないから分からんけど、今度六本木のお店に行ってみることにしよう。
・・・なんか長くなっちゃったけど、博多出張の1日目はこうして暮れていくのだった・・・
2009年7月14日福岡中洲