
今日は新宿で商談。
新宿でラーメンとなれば俺の一押しは「ほりうち」なのだが、今日はかねてからの課題店を選択することに。
その名も「風雲児」・・・勇ましい名前だ(^o^)
先週この店を目指しながら、やむなく「じゅる麺池田」を訪問した経緯があるのである意味リベンジ(`Д´)
なんでも店主さんはかつてはアイドルとか俳優とかで、この店を構える前はイタリアンレストランの経営者だったとかの経歴を持つらしい。
そしてこの店のメニューはつけ麺が主体で、鶏白湯スープに魚介を合わせたもので「旨い」と各サイトで人気なのだ。
商談は二の次?とまでは言わないが、期待に胸を膨らませ新宿へGOだ!
商談の時間とラーメン探索の時間を考えると、どうしても11時頃の訪問がベストだ。
幸いココは11時からの開店。
よしよし・・・と、新宿南口から5分ほど歩き、店はすぐに発見できた。
到着は10:45。まだ誰も並んでいない。
むう(゚ε゚ )どうするか?まあ15分ほどだし待つとするか。
ということでドラクエやりながら待っていると、すぐに後ろに4人ほどが並び始める。
会話を聞いていると、近くの予備校の夏季セミナーに参加している大学受験生みたいだ。
「漢文が・・・、社会が・・・」などとけたたましく会話しているが、もう少しボリュームを落として欲しいなあ。
しかし、最近の若い男の子はおしゃべりな子が多いね。
まあ俺も飲んだときは良く喋るから人のこと言えないけど(゚ε゚ )
11時を少し回ったあたりで開店。
新規店で一番乗りするのは始めての経験か?
システムを知らない店や乗り物を初体験するときはドキドキする小心者の俺としてはいささかアレだが、待っている間に店内に食券機を見つけていたので真っ先に食券機に向かう。
幸い?食券機のボタンは少ない。
一目でお目当ての「得製つけ麺」950円也のボタンを見つけ購入し、一番奥の席を促され着席(ココは「特製」ではなく「得製」と書くのだ)。
店内は長細い作りでL字型カウンターが15席で対面が厨房という作りだ。
清潔感のある店内でなかなか好印象(゚ー゚)
席に座るとスタッフさんが食券を回収に来る。
食券を渡すと「無料で大盛がサービスですが」と聞かれたので「大盛は何gですか?」と聞き返す。
すると「300gです」とのことなので「じゃ大盛で」ということにした。
・・・ホントはデフォの量で押さえておかないとメタボが加速するのだが、そこは貧乏性のなせる業ですなあ(゚ε゚ )
しばし待つ。
厨房内にスタッフは3名。男性2人と女性1名だ。
・・・いたいた(゚ー゚)あの人が噂のイケメン店主さんだな。
ラーメン店主さんに似つかわしくなく?茶髪長髪をビシッとセットしている男性が麺茹でを担当している。
クチコミにあるように非常に丁寧な仕事ぶりだ。
ココはラーメンもあるのだが、つけ麺が売りの店なのでほとんどのお客さんがつけ麺を注文しているようで、大量に茹で上がった麺を丁寧に水で〆ている。
・・・気がつくと開店10分後にはもう満席で、すでに俺の後ろに5人ほどの待ち客が。
さすが人気店。早く来ないかなぁ、期待が高まる。
座って待つこと10分ほどで提供。
おおΣ(゜Д゜;)魚粉!なるほど、ココのスープはWスープというより鶏スープベースに加え、魚介味は魚粉なのだな。
ココもレンゲはついてこない・・・が、ジャンクな店と違い「レンゲお願いします」とはいえない俺Ψ(`∀´)Ψ
ので、魚粉を溶かずに、まずは鶏白湯スープのみの部分を直接どんぶりに口をつけズズッと・・・
あ Σ(゜Д゜;)「弥七」の鶏白湯スープと全然違う(まあ色からして)。
こちらはかなり醤油が効いた鶏スープって感じ。
ふ~ん、鶏と言われなければ俺の舌には判らないかも。
でも旨い。
今度は魚粉を溶いてまたズズッとすする。う~ん、かなり一般的な味になったかも知れない。でも旨い。
チャーシューは角切りのものがいくつか入っているが、これはよく煮込まれた感じでとろとろだ。
卵は・・・黄身ドロリでまあ及第点か。
ノリは中くらいのが2枚。これはもうちょっと美しく刺して欲しいが、まあ味には関係ない。
麺は中太縮れ。つけ麺にしては細い部類だ。プリプリして食感が良い。これはグッド。
全体的にかなりの高得点ではある。
作りも丁寧さが伝わってくるし、なかなかの一杯だ。
でも感動するかといえば・・・そうでもない。
このタイプであれば、大阪の「群青」、東十条の「ほん田」のほうが俺は好みだ。
大阪の「弥七」、新橋の「おらが」のようなオンリーワンの味ではないなあ。
などと、大した味覚を持ってない俺が言うのもなんなんだが、ラーメンは嗜好品だからその人の好みに左右されるからなあ。
でもたしかに旨かったし、有名店を一つ消化したということで今日はオッケー(゚ー゚)
さ、ちょっと休んで商談だな。がんばろう。
2009年7月29日東京新宿南