今日は栃木へ日帰り出張。
といっても結構早く都内へ戻って来れるのだが、週末とあって体はヘロヘロ(・へ・)
そのまま直帰することにして日頃あまり行かないエリアへとラーメン探索の手を広げることに。
狙うは「東京ラーメンランキングベスト30」第16位の「めん徳二代目つじ田」だ。

栃木から東武線特急に乗って都内へ戻る途中、電車が遅れるほどの急などしゃ降りに。
りゃΣ(゜Д゜;)都内は大丈夫だろうか?
行列必死の「つじ田」だから、このどしゃ降りの中並ぶのはキツイなあ・・・
なんせ、折りたたみ傘を会社に置いて来ているので傘持ってないし(・へ・)
と思っていたら、埼玉を抜ける頃には雨も上がっていた。
しかし・・・なんとなく雨が追いかけて来そうな気もするが・・・

予想は当たった。
北千住から千代田線で新御茶ノ水に。
地上に出ると、まだ17時だというのに空は真っ暗。ぬうう・・・ぽつぽつ降って来やがった(`Д´)
なんとか店まで持てば良いが・・・
運良く何とか降られずに店に到着。待ち客は2名。
よしよし・・・店外にある券売機の前に行くとお目当ての「特製二代目つけ麺」は・・・Σ(゜Д゜;)売り切れじゃん!
しょうがなく、「二代目つけ麺」980円也と「あじ玉」150円也(高いなあ)を購入。
店先に置かれた竹製のベンチに腰を下ろすと、すぐさま待ち客の2名が掃けた。
これはついているかも、と思った途端!
「じゃぁぁぁぁぁぁ!」と豪雨が襲ってきた。
店内のほとんどのお客さんもこの音に驚いて外に目をやっている。
待ち席の上には一応、ホロがかぶせてあるのだが、まともに座っていてはずぶ濡れになる。
堪らず立って雨を避けながら順番を待つ。
5分ほどで雨が弱くなってきて、ホッとしたのと同時に席が空きカウンターへ座る。
店内は厨房をぐるりと囲むようにカウンターのみ16席。
「和」を強調した木の温もりを感じさせるお店だ。なかなか感じが良い。
ラーメン提供を待つ間、店内を観察。
厨房内にはスタッフ4名。
・・・意外と緊張感がない。スタッフ同士で談笑したりしている。
まあ、気になるほどではないが。
カウンターの張り紙?に目をやると様々な能書きが記されている。
「つけ麺は、まずはそのまま三分の一食べ、すだちを麺に絞って三分の一を食べ、残りは黒胡椒をかけて食べる」みたいなことが書いてある。
(゚ー゚)ふ~ん、まあ素直にやってみるか。
待つこと10分ほどでラーメン提供。
若いスタッフさんが、「二代目つけ麺です!」と気合を入れて提供してくれる。
なるほど、麺の上にはすだちが載っている。
りゃΣ(゜Д゜;)デフォで卵が半分入っているのかあ・・・「あじ玉」は要らなかったかなあ・・・
まあいい、まずはスープを一口。
む(゚ー゚)濃厚!こりゃ旨い。スタンダードな豚骨魚介だが、「おらが」とはまた違う味わいだ。
で、ご指示の通り、まずはすだちを搾らずそのまま麺をスープにつけ食す。
う~ん、旨いじゃん。あつもりにしなかったのでほど良く〆った麺が旨い。
チャーシューは2種類。薄切りのものとよく炙られたゴロとしたヤツだ。
これもいい。丁寧に調理された感がでている。
ずるずる~っと四分の一ほど食べてすだちを麺に搾ってみる。
うん、なかなか爽やかでこれも良し(゚ー゚)
さらに食べ進め、最後に黒胡椒を麺にふりかけ食べてみる。
パンチが効いて味わいが変わる。
・・・ぬうう(゚ε゚ )これは完成度が高いつけ麺だ。
ほどなくして麺と具を完食したが、外はまだどしゃ降り。
しょうがない、ちょっと腹が苦しいがスープ割してみるか。
・・・これがまた旨いのよ。スープ割正解!濃すぎず薄すぎず絶妙な濃さで提供された。
少しずつスープをチビチビやってもどしゃ降りの雨が弱まる気配は無い。
しょうがない、全力疾走で50m先の地下鉄降り口まで駆け抜けるか・・・と思い、「ごちそうさま~」と丼をカウンター上に上げ席を立つ。
意を決して外に出ようとすると案内役のスタッフさんが「お客様、傘はお持ちですか?」と俺に声をかける。
「いや~持ってないんですよ」と告げると「これをお使いください」とビニール傘を差し出してくれた。
「え、いいんですか?」と思わず言うと「はい、次にお店に来られるときにお持ちいただければ結構ですから」とのこと。
・・・いや~助かった(^o^)なんていい店だ。
思いっきりファンになりましたわ。
どしゃ降りの中、雨をものともせずに地下鉄に到達することができた。
・・・傘、返しにいかなきゃな。感謝。

2009年8月7日東京御茶ノ水