大分の実家に息子と二人して帰って来た。
ここ数年、帰省の楽しみの一つに「清陽軒のラーメン」がある。
基本的に年2回(盆と正月)しか帰省しない俺にとって、母親の顔を見る次に楽しみなのがこの「清陽軒」。
前回訪問は・・・昨年末かあ。そうそう、昨年最後の1杯がココだったな。
8ヶ月ぶりなので非常に楽しみ(゚ー゚)

息子にとって大分は「親父の出身地」「おばあちゃんが住んでるところ」というだけでほとんど興味はなさそう。
ま、そりゃそうか。だいたい生まれてから数えるほどしか連れてきてやってないし(゚ε゚ )
今回は「おじいちゃんの17回忌」を理由に連れてきたのだが・・・なんか旨いもんでも食わせてやらないとなあ。
暇してるみたいだし(゚ε゚ )
昨日、俺が「旨いラーメン食わせてやる」を連呼してたらしく(酔っ払って)、それなりに楽しみにしてるみたいだ。

お袋と息子、そして俺の3人で12時半頃に訪問。
駐車場が無いので「トキハデパート」に車を入れて「竹町商店街」を突っ切って「清陽軒」へ。
りゃΣ(゜Д゜;)満席ではないものの、微妙な席の埋まり具合で3人そろって座れないか?
俺は夏休みだけど、皆さんにとっては普通の平日のランチタイムだもんなあ・・・
と思っていたら、一番奥のテーブル席に座っていた人が席を立った。
やりっ!・・・いや、食事は終わっているようだが奥の漫画棚を物色に席を立っただけみたいだ。
どうすべぇ・・・バラバラに座るのもアレだし(゚ε゚ )
すると、オカミサン(お袋の幼馴染のおばあちゃん)が「あら、○○さん(お袋のこと)、いらっしゃい~」と言って、奥のテーブルを片付け始めた。
「あ~、おばあちゃん。まだお客さんいらっしゃるよ!」と厨房から店主さんが声をかけたのだが、漫画を探しに席を立ったお客さんが「あ、どうぞどうぞ」と言って席を譲ってくれた。
なんていい人なんだ(´ー`)やっぱり大分の人にはいい人が多い(´・ω・`)ありがとう!漫画のおじさん!

で、無事に3人揃ってテーブル席につくことができた。
注文は「ラーメン」520円也3杯!
お袋は1杯全部食べることが出来ないので、お椀を借りて半分くらい。残りは息子行きだ。
オカミサンとお袋が世間話などしてる間にラーメン登場。
ああ(´ー`)この香り。う~ん、懐かしい。
まずはスープ・・・あああ・・・変わらぬこの味。
豚骨なのだが、かといって博多ラーメンのように豚骨一点張りではなく、微妙な魚介系も感じるこの味。
これだよ、コレ(^o^)
俺もそれなりに全国のラーメン(いや正確には北海道、関東、関西、四国、中国、九州か)を食べ歩いているものの、この味には出会わない。
前にも書いたが、俺の原点の味。
俺が好きなラーメンNo.1なのだ。
麺も柔らかすぎず固過ぎず。
卵も懐かしのゆで卵の輪切り。
チャーシューがまた旨いのよ。
ああ俺にとって完璧なこのラーメン。
旨い旨い旨い。
スープまで完食。・・・最近の俺にしては珍しい(「おらが」は別だけど)。

ふぃぃ~旨かった。
息子も満足そうで「旨かったね」との事。
まあ、隣で親父が「旨い旨い」って口ずさみながら食ってたら「普通」とは言えんか(^o^)
あ~でも旨かった。次に来れるのは年末かあ。
まあ、それもいいかもね。ふふっ(^o^)

2009年8月25日大分竹町商店街