
今日も渋谷でアポ。
前回の「櫻坂」がなかなかの探索結果だったので今回も新店の開拓だ。
目指すは「らーめん はやし」。
ラーメンDBで「渋谷」で検索すると上位から2番目に表示される人気店だ。
(ちなみに1番は「風雲児」)
場所はマークシティと246号線の間くらいにある。
マークシティか・・・懐かしいなあ。
俺はこのオシャレなオフィスビルが渋谷に登場した直後から約2年間このビルで勤務していた。
「はやし」のある辺りはランチ縄張りだったはずだが・・・ああ、俺が転職してからオープンした店のようだ。
だから知らないはずだわ(゚ε゚ )。
ま、そんなことはどうでもよくて、アポが終わって246の歩道橋をセルリアン側から渡る。
あれ、歩道橋を下から上ってくるのは・・・う(゚ε゚ )今月、ある契約を交わそうとしている取引先の社長さん┌|゚□゚;|┐
たしかにオフィスはこの近所だけど、こんなとこでバッタリ合うとは奇遇ですなあ。
「あれ~××社長!奇遇ですね~」と俺。
「おお~、まさか抜き打ちの会社訪問ですか~!」
などとふざけ合ってすれ違う。なぜかこの社長とは気が合う俺だ。
・・・閑話休題。
店の前には14時少し前に到着。
この中途半端な時間にも関わらず店前には3人ほどの列。
微妙に店内にも並んでいる感じだけど、それほど待ちはしないでしょう、ということで吸いつけられるように列に接続。
店外にあるメニュー表にはシンプルに3品のみの表示。
「焼き豚らーめん1,000円」「味玉らーめん800円」「らーめん700円」
当然「焼き豚らーめん」といきたいところだが、予習によると結構早い時間帯にチャーシューだけでなく味玉までもが品切れになってしまうそうだ。
一抹の不安が頭を過ぎる。
・・・列が進み二人前の人が食券を買う音が・・・
「ウィィ~ン・・・・カシャン、カシャン、カシャン」・・・ん?
一人前の人が食券を買う音も「ウィィ~ン・・・・カシャン、カシャン、カシャン」
研ぎ澄まされた俺の感覚が状況を聞き分ける・・・二人とも千円札入れて300円のお釣りか?こ・これは、もしかして・・・
予想は当たった。
食券機に3つあるボタンのうち2つに「売り切れ」の紙が張られてある_| ̄|○
ま、無いもんはしょうがない、デフォで勝負だ(`Д´)
で、俺も「ウィィ~ン・・・・カシャン、カシャン、カシャン」(゚ー゚)
店内はカウンターのみ10席の長細い店。
手前から3番目に座る。
対面の厨房には店主さんと思わしき男性と(奥さんかな?)女性が一人。
厨房奥にはもう一人若いスタッフさんがいるようだ。
食券をテーブルに出してセルフの水を汲んでしばし待つ。
厨房内の二人は手際が良い。
奥さん?がスープ担当のようでどんぶりにスープを張り、店主さんが麺を茹でお湯を切りどんぶりに盛り付ける。
で、奥さんがトッピングをあしらって完成・・・という感じ。
まあ、手元が見えてるわけではないので違うかも知れんが(゚ε゚ )とにかく手際がいいの!
待つこと5分ほどで俺のラーメンも提供。
ほ~!どんぶりがご飯どんぶりのようだ。口が狭くて深いタイプ。
ではでは、まずはスープから。
あ (゚ー゚) 典型的な魚介系スープ。豚かな?鶏かな?わずかに動物系とのWスープだ。
つけ麺でこの手の濃厚タイプは多いが、ラーメンのみの店でこのスープで勝負している店は少ない。
なるほど、メニューも絞り込んでいるし、それだけこのスープにこだわりを持っているということか。
旨い。たしかに旨い。
麺は中太ストレート。もちもち感のある俺の好きな麺だ。
チャーシューは恐らく肩ロース。う~む(゚ε゚ )これはあまり俺好みではないかも。
で、メンマが極太!「おらが」のより太い!こんなに太いのは久しぶりだ。
「瞠」以来の太さかもしれん(゚ε゚ )
・・・総合的にかなり旨い。
これはなかなかのラーメンだ。
なにより店主さんがちゃらちゃらせずにしっかりとラーメンと向き合っている感じがいい。
(まあ、あんまりちゃらちゃらした店主さんは見かけないが┐(´ー`)┌)
すっげーシンプルなラーメンだけど、麺とスープがバツグン。
旨い旨い・・・ってことでスープまで完食。
なんせ丼の口が狭いので最後はレンゲを放棄してどんぶりに口をつけてズルズル~っと完食。
あー旨かった。
まあ旨かったけど・・・再訪は微妙かな。
なんだか俺の舌も肥えて来たもんだ。
1年前なら間違いなく感動ものの1杯のはずだが、「まあ旨かった」との表現に留まるところが憎い(?)
でもやっぱり「豚骨魚介系」は「おらが」だよな~!
2009年11月4日東京渋谷