#11/86軒/111杯目 金久右衛門 梅田店

さて、滋賀でのお仕事が終わり梅田界隈のホテルにチェックインした後、早速行動を開始しました。
夏の涼と花火を求める約６０万人の中に唯一私とアノ人だけがラーメン目的で行動です（笑）

で、今回のメインイベントにいきなり突入です。
今年になってから関西のレビュアーさんたちがこぞって絶賛しているコチラ。
多少の情報収集はしましたが、あんまり頭でっかちになってもアレなので、とりあえず食ってみっか(ﾟεﾟ )ということで訪問。

店到着は19時半ちょい過ぎ。

店内満員ですので外の丸椅子に座ってメニュー表を見ながら悩みます。

「金醤油」にするか「大阪ブラック」・・・いや、ここはやはり「なにわブラック」かな。
よし(`Д´)「大阪ブラックをベースにカキやアサリの煮干しなどの貝の旨みを・・・」とある「なにわブラック」750円也に決めました。
・・・せっかくだからチャーシュー増し250円也と、おっと煮玉子が50円か・・・いっときますか。
実に1,050円也の大判振る舞い（笑）まあ、旨いもん食いに来てるんだからいいっしょ！

コチラのお店のお隣さんはウッフンアッハン系（？）みたいですね～(*ﾟｰﾟ*)
その隣で中年のおっさんがメニュー表片手に今から何食うかと一生懸命悩んでいる姿はコッケイですらありますな(´ー`)
でも・・・食欲と○欲の同居するこの一角・・・素晴らしきかなこの街！好きだぜ！

・・・コホン（・A・）

さて（笑）、
ほどなく入店でき、前述のメニューをオーダーしました。
カウンター左端に座り何気に左を見ると、誇らしげに「マルハマ醤油」のラベル張られた醤油が2種類ドン！
これがコチラの醤油スープの源泉なんでしょうか。なんか圧倒されます(*ﾟｰﾟ*)

ほどなくして提供。
むお(`Д´)　こ・これは・・・中央に醤油ジュレ（？）がドン！
こうなると最初の行動は、おそらくラオタの皆さんがとるであろう同じ行動を開始（笑）
まずは周囲のスープからレンゲでじゅるっと一口いきます。
じわ～んと口内に広がる優しい鶏？豚？なんだろ？バカ舌では捉えきれない実に優しい味。
う～む(ﾟεﾟ )これは奥が深いぞ。
続いては真ん中のジュレ状態の醤油に箸の先を突っ込みチューチューと。
ははぁ。。。これじゃ濃すぎてよくわかりませんね。
では混ぜに参る！

混ぜてしまうのが惜しいがそうも言っておれんので丁寧に混ぜていきます。
すると少年のときに絵の具で遊んだ時のような感覚です。
これは最初からビジュアルで楽しませてくれるな・・・
ではまずスープをズズイ・・・う～ん、想像していたシャープな感じではなくまろやかな醤油です。
とはいっても東京のラーメンみたいに塩分が攻めてくるでもなく「丸い」感じ。
貝はあんまり感じないが・・・どこ行った？

まあいいか、お次は麺。
平打ち中太ストレートの麺はコシがありツルモチ麺ですね～。パスタのような形状でいてこのコシは初体験です。こりゃいいや。
チャーシュー・・・大盤振る舞い過ぎたな（笑）こんなにいらないけど旨い旨い。
メンマは材木系でしっかり食べさせてくれる。
そして・・・実はネギが旨い！思い切り新鮮なやつを開店直前に切ってるんじゃないかな？
ネギ食って「旨ぇぇ」と思ったのは初めて。

とにかくスープが旨いのでスープから減っていきます。
スープが残り少なくなった終盤戦、貝の旨みを感じ始めました。
ありゃ？(ﾟεﾟ )　よく混ぜてなかったんだなぁ・・・ま、これはこれで2度美味しいか。

てなことでバクバク一気食いであっという間の10分間でした。
・・・減点項目がない。
でもね、正直に言うと一口目に「ん！」と感動したかと言えばそうでもない。
でもバランスがいいのよこれ。

とにかく「ごちそーさまー」と席を立ち、会計をする際に店長さんと思しき方に聞いてみた。
「裏メニューってやってるんですか？」と。
すると「あ、あるものと無いものが・・・ゴールドとか、三強とかはありますよ」
・・・ならば帰るまでにもう一回来ましょ！

本日も至福の一杯をご馳走様でした！

2011年8月6日　大阪府大阪市北区曾根崎