おそらくファイナルになるであろう佐野シリーズ。(多分ファイナル・・・仕事ではもう来たくないっす)
なので、どうしてももう1軒行っておきたかったのです。
それは佐野ラーメンをベースとしながら「うま塩」とか「和にぼし」などのメニューが人気のコチラ。
しかし昼の部が15時までの営業なのですよ。
僕の本日の業務は13時から。これはちゃっちゃと終わらせるしかないか
・・・とはいえ相手のあることなので、ちゃっちゃと終わることなく通常通りに時間が経過し野に放たれたのが14時45分。
うおおお~ここから歩いていくと15時ギリギリだし、既に「オーダーストップです」なんてことになってないだろうなぁ。
とにかく急げ急げ
佐野シリーズも7店目になるんですが、実はほとんどのお店が同じエリアにあるんです。
イオンモール佐野新都市から歩くと、まずいってつ を右に見ながら進み、次に万里 が左に現れます。万里がある交差点を左折してしばらく進むとニュー末広 となり、万里の交差点を左折せず直進して行くと大和 と「ゐをり」に行きつきます。
高速バスの予約時間と睨めっこするという時間的制約の中、我ながらこの3月はよく歩いたものだ。
それぞれの店はイオンモールからタクシーに乗ってもおかしくない距離なんですが、とにかくこの佐野という土地はタクシー不毛の地である。
「流し」は全く期待できないし、イオンモールに常駐しているわけでもなく呼び出しても普通に10分以上待たされる。
なので歩いたほうが確実ということになる。
さてさて話が横道に逸れましたが、早歩きしながら「ゐをり」に着いたのは15時5分前。
良かったまだ暖簾が出ている
ラーメン屋とは思えないオシャレな建物のドアを開け、恐る恐る入店するとお姉ちゃんスタッフさんから「いらっしゃいませー」の声が掛かる。
ああよかったなんとか間に合ったようだ
テーブル席と小上がり席、それにカウンターの店内を見渡すと小上がり席に二組様がいらっしゃる。この二組様が粘ってくれたからまだ開けてくれていたのかもしれない。
心の中で手を合わせながらカウンターに座りメニュー表を見ます。
お姉ちゃんスタッフさんが持ってきてくれた水を飲み、おしぼりで顔を拭いて一服してから「和にぼしラーメン(730円也)」をお願いしました。
しかし間に合ってよかった。冒頭で述べたように今回の佐野遠征シリーズは基本的に本日で終了の予定なのである。
いや、正確には仕事上では次の土曜日にもう一度業務が予定されているのだが、その日はスケジュールがびっしりでとても一杯食べて帰る時間はなさそうで・・・(仕事とラー探索のどっちが主なのか既に分からなくなっているがw)
提供はジャスト5分後。
煮干しの香りがほわわぁ~っと鼻腔を刺激します。
ではいただきまーす!
まずは震える手でスープを一口ズズズ・・・
旨し
いやいやいや、これ旨いでしょ。
ベースとなる佐野ラーメンらしいスープの鶏ガラに煮干しが優しく覆いかぶさる、もしくは包み込むかのように融合しております。
そのまま3口ほどレンゲを口に運びます。うんうん旨い旨い。
お次は麺。
これは佐野の逸品である青竹踏みから生まれるビチュルビチュルした太さ不揃いの麺。
不揃いがゆえに柔らかい部分としっかり保応えがある部分とが共存しています。
これもいい
そしてチャーシューがすごい。
豚バラがドンこれも旨いわ~
総じて、今まで食べた佐野ラーメンの中ではこの一杯が一番の好みです。
まあ僕の好きな煮干し主張タイプのスープだからそう感じるのかもしれないけど。
そのまま旨い旨いと食べ進め、気が付くとスープまで完食。最後は当然、敬意を表してどんぶり口づけフィニッシュ
最高です
大変だった業務上の佐野シリーズも、このラー探索での佐野シリーズがあったからこそモチベーションを維持できたようなものです。
あらためて旨い一杯とそれを提供してくださるお店に感謝
今後はスポットで佐野に来ることはあるだろうけど、これだけまとまって、しかもラー探索が思う存分できるほどの遠征は無いだろうから、この3月は本当に貴重な経験でした。
そしてさすがラーメン処の佐野。その実力をしっかりと経験できました。
そう思うと、食べ終えたとき自然と「ごちそうさまでした」と手を合わせていた僕でした。
さ、バスターミナルに向かいますか。
本日も至福の一杯を御馳走様でした!
そして訪問させていただいた佐野の各店舗の店主さん始めスタッフさんたちにも本当に感謝!
ありがとうございました。
2017年3月22日(レビュー通算517軒目1,306杯目)
栃木県佐野市植下町1089
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