#19/106軒/163杯目 新撰組 博多ラーメン リトル東京店
ちょいと旅行でロサンゼルスに来ております。
昨年はフィリピンのセブ島で超不味いラーメンを食べているので、今回はぜひ旨い一杯を期待したいところ。
今日はユニバーサルスタジオ・ハリウッドにて日本とはひと味違うアトラクションを堪能した後、ホテルにまっすぐ戻らずにリトルトーキョーで下車させてもらいました。
実は昨日、グランドキャニオンツアーのガイドさんが、この店の前を通るとき「豚骨のお店で行列店ですよ」と教えてくれたので迷わずに訪問を決行。
店前に18時に到着。情報通り店前に人が乱雑にあふれています。
アメリカ人が几帳面に並ぶはずもなく(笑)。しかしどうやって順番待ちを管理しているのだろうと思ったら、店前にタブレットが置いてあるのに気が付く。
あ、きっとこれに入力するんだろうと近づくと果たしてそのようである。
名前と電話番号の入力を求められたので名前を入力し・・・日本の携帯番号を入力するが・・・エラー。
む(´・ω・`)、どうするんだっけ・・・8をつけてみたり+をつけてみたりするがエラー。
むおおお!どうしようか・・・と思ってたら日本人スタッフさんが近くに来たので聞いてみた。
すると「あ、日本の携帯しかお持ちでないんですか?じゃあ僕の電話番号入力しておきますよ」と非常に気持ちよい対応をしてくれた。
これにはすごい感謝。さすが日本人ってホスピタリティが高い!
てなことで待つこと20分くらいで入店。
早速メニューを拝見。
むおおお!想像以上のお値段!トッピングすごいな、「Green Dragon」って最早ラーメンじゃないだろ、これ(笑)
で、一番まともそうな「博多EXPERIENCE(15ドル75セント也)」をお姉ちゃんスタッフにオーダー。
それと麺やスープのお好みの紙も「Normal」で提出。
加えて「Sapporo一番搾り生中(3ドル75セント也)」が適正価格なので追加オーダー。
まずはビール提供。奥様と乾杯しようとすると、外人スタッフさんが「ア、チョットマッテ」と乾杯を制して、店内に響く大声で「キョウモイチニチオツカレサマデシター、カンパーイ!」とのたまう。
ここはバブル時代の居酒屋かっちゅーの(笑)
店内はこういう感じ。お客さんは僕たち夫婦以外は全員外人さんだけど、厨房の中には先ほどのスタッフさん以外に日本人らしき人が2名ほど。
で、続いてトッピングの登場。
左から、メンマ、きくらげ、辛し高菜。これ、きっと日本から調達してるんだろうなぁ・・・だってこのトッピングだけで6ドル25セントだもん。ラーメン自体は9ドル50セント。やや高めではあるがまだ納得できるものの、トッピング3品で700円くらいってどうよ。
(後でレシートを確認して分かった事実w)
辛し高菜をちびちびやりながら待っていると待望の提供。なるほどトッピングがないとこういう感じね。
これに高級トッピングを盛り付けて冒頭の写真に。
お!ライトな豚骨!それなりに旨い。というのが第一印象だけど、食べ進めるに従いちょっともの足りないかなと感じ始める。
アメリカ人にはこれくらいがちょうど良いのだろうけど、日本人におすすめのスープは「Strong」が正解だったようだ。
麺も「Firm(固い)」がお勧めかな。柔らかくはないけどもうちょい固さが欲しいところ。
まあ総じて良いんじゃないかな。去年セブで食べた一杯は「なんじゃこりゃ!」だったから、これはまあ許容範囲内。
で、まずまずの一杯と美味しい日本のビールを堪能してテーブル会計。
なんと45ドル99セント!
ラーメン二杯とビール三杯で5,000円かよ!と無粋なことは言いますまい。結構旨かったし。
んで、店を後にする際、先ほどの日本人スタッフさん(BENさん)を呼び止め「美味しかったです。便宜図ってくれてありがとうございました」とお礼を述べながら素性を聞くと、鹿児島出身の純粋な日本人とのこと。まだ若いのにすごいなぁ、がんばってくださいね!
「頑張ってくださいねー」とわずかながらチップをお渡しして別れました。
まあいい経験だったよね。じゃ、散歩がてらホテルまで歩いて帰りましょう!
本日も至福の一杯をご馳走様でした!
2019年11月9日(レビュー通算665軒目1,651杯目)
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